石川県といえば、みなさんどんなイメージをおもちでしょうか? 兼六園などで名高い古都・金沢、山中や山代ををはじめとした温泉街、そして日本三名山のひとつ白山……。
でも、これまでとはひと味違う個性的な旅を求める人たちの間で今、断然注目なのが能登。今回(2019年3月)、本物の漁船に乗る旅に参加してみました。
のと里山空港へは、羽田空港から飛行機で約1時間。でも、せっかくなので加賀ならではの美味も味わいたいと、まずは金沢へと向かいました。
まずは金沢のソウルフードで
おなかいっぱい
ランチは金沢っ子のソウルフード(!?)、とり白菜鍋の「さぶろうべい」へ。
鉄鍋にたっぷりの白菜と鶏肉、そして秘伝の醤油ダレ。シンプルな料理だけに、直球勝負の旨さで、ごはんがとても進みます。
さぶろうべい
そして、夜は金沢きっての繁華街・香林坊へ。
地元の人がおすすめする「居酒屋 花組」で朝獲れの鮮魚刺身に舌鼓。県産の地酒もいいものが揃っていていうことなしです。
さらにもう一軒ということで、昭和2年創業の老舗「金澤おでん 赤玉本店」へ。
大きな車麩、大根、ぎんなん……、多彩な具に上品なだしが染み込んで、なんとも美味です(残念ながら、名物の「赤玉ばくだん」は売り切れでした)。
この日の宿は、2019年1月11日に開業した「三井ガーデンホテル 金沢」。
近江町市場に近く、兼六園や金沢城、金沢21世紀美術館などにもアクセスしやすい好立地。
最上階には金沢城公園や市街の夜景を眺める大浴場も。全身ぽかぽかに癒やされて、明日からの漁船体験に備えます。
三井ガーデンホテル 金沢
2019.06.07(金)
文・撮影=矢野詔次郎