渡辺P紀子の
FOOD TOPICS

鎌倉のとっておき
秘密の和食店へ

 仕事で鎌倉に日参したあと、仕事関係なしの夕食を食べに、再び鎌倉へ。友人イチ推しの和食店〈一平〉に出かけたのであるが、真空管アンプからしゃれた音楽が流れ、折敷には小さなロボットのおもちゃが。

 店主のこだわりと美意識が感じられるいい店。料理は秋のこの時期だけの贅沢“松茸”。松茸を山ほど入れた土瓶蒸しに、松茸とハモのフライ。それに松茸ご飯。

 存分に松茸をいただき、おなかをさすりながら、帰路に就く。いやはや、鎌倉って底知れぬ魅力があふれている。

[鎌倉/快晴/20:00]

●紹介してくれたのは……
渡辺P紀子(わたなべPみちこ)さん

食中心のライター&編集者。常に気分は「家政婦は見た!」。人が見ていないところを“のぞき見”的に取材したいタチ。でもホントは、取材だけして原稿を書かなくて済むならどんなに幸せか、といつも夢見ている。「それは仕事ではない」と人には言われるが。

Column

今月のおいしいもの「よかったら、行ってみて」

ホフディランのボーカルにしてうまいものに精通する小宮山雄飛さん、お肉博士ふぉーりんでぶはっしーさん、食中心のライター兼編集者渡辺P紀子さんの持ち回りで、おいしいものを紹介してくれます。

2019.02.15(金)
Text=Michiko P Watanabe
Photographs=Nanae Suzuki

CREA 2019年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

居心地のいい部屋。

CREA 2019年1月号

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定価780円

好みや条件は人ぞれぞれでも、「このままずっとこもりたい……」と思えるような部屋だと、結構幸せな気がします。キーワードは「居心地のいい部屋」。お宅拝見からアイテム選びまで、新しい年を気持ちのいい部屋で迎えるヒントが詰まった1冊です。