一定の参加希望者が集まったらJTBが旅行商品化

 国内最大の旅行代理店、JTBは、ユーザーからのアイデアをもとに海外旅行商品を作るソーシャル旅行サービス「共感トラベラー」を9月末から開始した。

ロゴデザインは、Facebookでのアンケート投票を元に決定。多彩な色を使った吹き出しのモチーフで“みんなの声”を表現し、アイデアや共感から生まれるワールドワイドな旅への想いを込めている

「共感トラベラー」は、ユーザーが発案した旅行に関するアイデアを、PC・スマートフォン専用サイト上に書き込み、そのアイデアに共感する閲覧者とともにサイト上で旅行プランを具体化、一定数の参加希望者が集まると、JTBが旅行商品化するというサービスである。目的を特化した趣味性の高いツアーなど、ユーザーの好みに合わせ柔軟に旅行商品を企画できるのが大きな特徴だ。

 サイトでは、発案者のアイデアにシンパシーを覚えた他のユーザーが一緒に意見を出してみんなが参加しやすい条件を決めたり、また、SNSを通じて情報が知人に広がっていくことも見込まれるため、ツアー実施がしやすくなるという利点がある。

 JTBの担当者は、旅行のプロとしてサイトに参加し、参考になりそうな現地情報の提供やアドバイスを行うことで、ツアー実現に向けてのサポートをしていくという。

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2012.10.11(木)