スイス南部のヴァリス州に位置するスキー場、ベルアルプ(標高2,094メートル)。ファミリーゲレンデとしてスイス人に人気のこのエリアには、昔から森に魔女が住んでいるという伝説がありました。

 それにちなんでベルアルプのマスコットキャラクターは魔女。ドイツ語で魔女はヘクセです。

 毎年1月に魔女の仮装をしてスキーをするお祭りがあるので出かけてみました。今年で37回目だそうです。

この日はマイナス9度。スキーブーツの中のつま先がカチカチに冷たくなりました!

 ブリーク駅からゴンドラの駅があるブラッテン村(標高1,322メートル)までポストバスに乗り約20分。

 さらにゴンドラとリフトを乗り継いで標高2,680メートルの場所に、立ち飲みバーとDJブースが設置され、メイン会場となっていました。

 山頂からはマッターホルン、ヴァイスホルン、スイス国内最高峰のドムの絶景が広がり大感動!

 真ん中で小さく尖がっている山がマッターホルン。ツェルマットから近くで見るのも素敵ですが、遠くから見ると更に趣があります!

お昼過ぎには雲がかかってマッターホルンは見えなくなってしまいました。朝一番で来たご褒美です。

 早速、魔女を発見! 顔を金色に塗って素敵なメイク!

 一見怖そうで暗い写真ですが、実は皆さんとっても陽気に迎えて下さり、私はこのグループが一番気に入りました。

金色メイクの魔女たち。朝ご飯のパンを食べて腹ごしらえ中に写真をパチリ!

 魔女たちが私にぜひ見せたいものがあると言ったので覗いてみると、木の箱の中に3本の瓶が。中にはシュナップス(フルーツなどの蒸留酒)やワインが入っているそうです。

 お酒を入れて運ぶこのご自慢の木箱のバックパックは手作りだとか! 

 水筒を持っている魔女が多い中、お手製の木箱を作ってしまうとは意気込みがすごい! 何度もお酒を勧められましたが、私は酔いが回りやすいので丁重にお断りしました。

コップも収納されています。
籠のバックパックにも可愛らしい魔女が。

文・撮影=西村志津