今回は、いつもの自然いっぱいののどかなスイスではなくて、大都会チューリヒのトレンド発信スポット「イム・ ヴィアダクト(IM VIADUKT)」をご紹介します。

ヴィアダクトの上を電車が行き交います。

 「ヴィアダクト」とは、ドイツ語で高架橋を意味します。このエリアは産業革命時代から重工業地区として栄えてきました。

 この高架橋自体は、1894年に建設されましたが、1980年代になると衰退し、ドラッグを使用する人々が集まる荒れた場所になってしまいました。

 しかしその後、取り締まりが強化され、さらに再開発地区となり、2010年には高架橋の下に商業施設「イム・ヴィアダクト」がオープンしたのです。

 行き方は2通り。チューリヒ中央駅からSバーン(近郊列車)で約4分、お隣り駅のハードブリュッケ駅(Hardbrücke)をスタートにして歩く方法と、中央駅からトラムに乗って約10分のダムウェグ停留所(Dammweg)にて下車して向かう方法。

 ハードブリュッケ駅とダムウェグ停留所との間にヴィアダクトがあり、約500メートル続きます。

 今回はハードブリュッケ駅から歩き始めました。すぐに見えてくるのが、日本でも人気の「フライターグ(FREITAG)」の本社。コンテナの中にショップがあります。

フライターグの本社。電車からもよく見える存在感のある建物。

 お値段は日本とさほど変わりませんが、ラインナップの充実ぶりは、本社ならでは。すべて商品の柄が違うので、お気に入りの一品が見つかるかもしれません!

ヴィアダクトの案内プレート。約50軒以上のお店が並びます。

 ヴィアダクトは、フライターグのすぐそば。今日は案内プレートの1番からスタートします。日本だと高架下といえば居酒屋さんのイメージですよね。でも、この高架下にはおしゃれなブティックや家具屋さん、雑貨店、レストランなどがあります。

 スイスのおしゃれっ子たちが通う「キッチェナー(kitchener Plus Zürich)」。カジュアルなお洋服やアクセサリー、雑貨があります。19番がレディス、20番がメンズのショップになっています。ちなみに、首都のベルンにも店舗があります。

「キッチェナー」。何気なく立てかけてある自転車も絵になります。

 ヴィアダクトのお店は、どこもあまり広くないのですが、天井がとても高いのが特徴。店内には階段があり、メゾネットのような作りになっています。今日は、ウィンドウショッピングのみですけれど、心が弾みます。

アースカラーやブラック系など、秋冬ファッションが並びます。コートやダウンも充実。

文・撮影=西村志津