新鮮な食材がなんでも揃う
屋内マーケットも!

 トラムのダムウェグ駅近くには、屋内マーケット「マルクトハーレ(Markthalle)」があります。新鮮なお肉やお魚、お野菜、フルーツ、チーズ、ヨーグルト、パン、チョコレート、ワイン……なんでも揃います。

 なかにはオーガニックコスメや、イタリアやスペインのお惣菜店もあります。レストランも併設されていて、日本人スタッフがいるお寿司屋さんもありました。

 ここ数年、スイスでは日本のカボチャ「ホッカイドウ」も人気です。甘くてほくほくしているのは日本のカボチャだけ!

 左のひょうたん型が「バターナッツ」。スーパーでも手軽に購入でき、スープやパスタによく使います。その真ん中に挟まれているのが「ウンガリッシュ」。いちばん甘くてコクがあり、スープに最適。

 そして真ん中のオレンジ色のが「スパゲッティ」。その名の通り、中には細長い繊維がたくさん。奥の緑色が「ホッカイドウ」です。

 お腹がすいてきたので、少し早めにランチへ。季節の食材を使ったお料理がメインの8・9番のお店「レストラン・ヴィアダクト(RESTAURANT VIADUKT)」です。

 店内はすっきりとしたインテリア。ここも2階があり、夏はテラス席も人気です。テラスの向こうは公園になっており、カフェタイムにのんびり過ごすのにも最適。

 お手洗いにはオムツ台もあり、赤ちゃん連れにも入りやすい、うれしいレストランです。12時を過ぎるとあっという間に満席に。

 この日のランチは、パスタやヒヨコマメのカレー、グラーシュ(シチューのようなお料理)、コルドンブルー(チーズとハムを豚肉で巻きパン粉を付けて焼いたもの)がありました。すべてのランチにタイ風味のココナッツスープとサラダが付きます。

 私はメニュー3を選びました。メインはカリフラワーとヒヨコマメ、カシューナッツのカレーで、アーユルヴェーダのお料理です。キュウリとヨーグルトのソースが付いていて、味はとっても美味しかったです。

文・撮影=西村志津