古きよきレトロ台湾を感じられる
鉄板観光スポット「九份老街」へ

 お腹がいっぱいになったら、高速バス965を利用して、大人気観光スポット「九份老街」へ。

 ここは山の上の金鉱で働く台湾人が住んでいた場所で、多いときは1万人ほどの住人がいたのだそう。

 金鉱が閉山してからは、労働者が減り、町は一気に衰退。

 その後は観光地化され、今では、お土産店や台湾グルメが味わえる飲食店や屋台、茶藝館が並ぶ繁華街として賑わいをみせている。そのお店の数たるや、丸一日いても回りきれないほど。

 九份老街は山の斜面に広がっているので、坂と階段が複雑に入り組み、まるで巨大な迷路。少し路地に入ると石造りの家に地元の人が暮らしていて、昔の台湾にタイムスリップしたような感覚を覚える。

 雨が降ることの多い九份はぐっと気温が下がることも。そんなときに、ほっと一息つけるおすすめのスポットをご紹介。

九份老街

所在地 新北市瑞芳區九份

●茶藝館「九份茶坊」

 人気の茶藝館「九份茶坊」は、表の入口からは想像がつかないほど、店内が広い。おいしい淹れたての台湾茶を楽しめるほか、茶葉や茶器も購入できるので、ここでお土産を探すのも手。

九份茶坊

所在地 新北市瑞芳區基山街142號
電話番号 02-2496-9056
https://www.jioufen-teahouse.com.tw/jp/

●「九彬鉱山豆花」

 豆乳を固めたものに、黒糖シロップなどをかけ、さらにタロイモ団子やタピオカ、小豆などをトッピングしていただく、伝統的な台湾スイーツ「豆花」のお店。

 絹ごし豆腐のようなツルツルの食感で、味はほんのり甘い。冬なら断然温かい豆花をチョイス。温もりと優しい甘みが旅の疲れを癒してくれるはず。

九彬鉱山豆花

所在地 新北市瑞芳區基山街4號

【取材協力】
台北市政府観光伝播局

https://www.travel.taipei/ja