#158 Amanpulo
アマンプロ(フィリピン)

 1993年、フィリピンのパラワン諸島にアマンプロが誕生して、今年で25年。2020年の開業予定も含めると現在33のプロパティを展開するアマンの中では、初期メンバーになります。

 開業当初からそのウワサや記事などに触れては、憧れを募らせ、発酵した思いは熟成25年目を迎え、ようやくの初訪問になります。

 アマンプロは今、注目が集まるノーザンパラワンの島々のひとつ、パマリカン島をそのままリゾートにした1島1リゾートです。

 マニラのニノイ・アキノ国際空港から車でアマン専用ターミナルへ移動し、これまた専用の小型機で空路約1時間10分。到着すると、担当のバトラーが部屋付けのクラブカー(電動カート)で迎えてくれます。

 東西約2.5キロ、南北約500メートルの島内は、まるでジャングル。南洋の樹木が勢いあまってこんがらがっている中、白砂の小道がくねくねと走っています。客室や各施設などは木々に目隠しされていて、小道からは見えません。

 カシータとよばれる客室は42棟。基本的には同じレイアウトで、海に出やすい「ビーチ」、高床式の「ツリートップ」、小高い「ヒルサイド」の大きくは3つに分かれ、プランジプール付きタイプもあります。

2018.09.29(土)
文・撮影=古関千恵子