CREAの人気企画「とっておきの時間」に掲載した商品を、編集M子とライターY子がリアルにお試し! 率直な感想や使用感をお届けします。
第4回は、CREA本誌で芦名星さんが訪問した、「伝統工芸 青山スクエア」をご紹介。
M子 入口がほんの少し奥まっているせいか、青山通りを挟んで赤坂御用地の真向かいに、こんなに素敵なショップ&ギャラリーがあったなんて、知りませんでした! 青山一丁目駅から歩いて4、5分とアクセスもいいのに、これまで知らなかったのが悔やまれる!
Y子 中に入ると想像以上に奥行きがあって、びっくり。展示されている工芸品の種類や数が多くて、店内を何周でもグルグルできるし、何時間でもここに滞在できそう。
M子 ほんと、一日中ここで過ごしたいくらいです。できれば、この広いスペースの一角に和カフェを併設してもらって、全国の伝統的工芸品の陶磁器やグラスで、各地のお菓子とお茶をいただけたら、最高(笑)。
Y子 それ、とても素敵。お買い物に来ているたくさんの外国人観光客にも喜ばれそうね。
M子 伝統的工芸品といっても、デザインはモダンに仕上がっているものがたくさんあるから、外国の方はもちろん、私たちが見ていても楽しめますよね。
Y子 価格帯も手頃なものから、節目のお祝いに贈り物として最適なもの、ちょっと背伸びしなければ買えないけれど、愛でるだけで幸せな気分になれるもの。たくさんのものが並んでいて、物欲を刺激されまくり。
M子 Y子さん、扇子を真剣に見ていましたよね。
Y子 ふふ(笑)。手頃な価格で素敵なデザインのものが、引き出しの中にたくさん並んでいたから、つい夢中になってしまって。和モダンな柄の水色の京扇子とケースを購入しちゃった。あ、あとイチゴ柄と悩んだ末に、ハイビスカス柄の房州うちわも買ってしまったわ。
M子 今年の夏は万全ですね! 私は、クラシックモダンな雰囲気のある、久留米絣の日傘や別府竹細工のバスケットに惹かれました。どちらも洋服にも和服にも合うし、暑い夏にさらりと持っていたら素敵だなと思って。
Y子 猫を飼っている友人の誕生日プレゼントに、錫でできた猫の箸置きを買おうと思っているんだけど、ポーズがいろいろあって、迷い中。
M子 伝統的工芸品は日本人の生活の中から生み出されたもので、使い勝手の点でも優れているし。
Y子 ここに並んでいるどれを選んでも、職人さんが伝統的な製法で手をかけて作ったものであるという安心感と信頼感があるわね。
M子 それって、贈り物を選ぶときの大切な条件を満たしてもいるんですよね。
Y子 中には、百貨店に卸すのが難しい、小さな工房のアイテムもあると聞いたし、希少性という意味でも、贈り物には最適かも。
M子 考えてみたら、ここは全国の伝統的工芸品が一堂に会する、最高のセレクトショップなんですよね。憧れる“本当にいいものに囲まれた暮らし”のためにすごく参考になる。青山方面に来たときには、ちょこちょこ顔を出してみることにします!
●EDITOR'S PROFILE
M子
40歳。CREA美容班を10年担当。男児2人の母で、検索と蘊蓄を愛する理詰め派。
Y子
44歳。話題の「月曜断食」を実践中。一男一女の母で、好きか嫌いかで生きる感覚派。
伝統工芸 青山スクエア
所在地 東京都港区赤坂8-1-22-1F
電話番号 03-5785-1301
営業時間 11:00~19:00(年中無休)
http://kougeihin.jp/
CREA2018年8・9月合併号(7月6日発売)に掲載の特集記事「とっておきの時間」でもこちらの商品を紹介しています。
ちょっといいモノで、とっておきの時間
2018.07.13(金)
構成=今富夕起
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