アウトソーシングで乗り切る子育て両立術
そうは言っても、仕事も赤ちゃんもどちらも待ったなし！ のときはどうしているのだろうか。
今西さんは、「子育てと仕事の両立のコツは『アウトソーシング』」と言い切る。
子どもが熱を出し、仕事も休めず、実家にも頼めない。そんな状況は必ずあると心得て、「日ごろからママのクチコミネットワークを大切にしておき、アウトソーシングできるところを増やしておけばあわてませんよ」と今西さん。そんな事態に自分を責めがちなワーキングウーマンに対しても「後ろめたく思う必要はないと思うんです」と応援する。
食材は宅配で、買い物時間を節約
今西さんの場合、口コミで紹介してもらったベビーシッター、ネットで探した家事シッター、シッターマッチングサイト、ママネットワークのボランティアをフル活用。これでどんなときにも何とかなる体制は整っているという。「子育てを母親一人で抱え込んでいたら、辛くなってしまいます。いろいろな人にゆだねて、いろいろな人にかわいがってもらうことは、むしろ子どもにとっていいことではないでしょうか」。
さらに、家事のやり方や子どものあやし方などプロから学ぶことは多く、勉強になると今西さんは感じている。シッターに頼んだ分自分に時間ができれば、その結果気分転換ができたり人に会ったりでき、また違う何かを得ることができる。働いて得た収入が多少シッター代に消えたとしても、得るものもまた大きいと実感している。
東京こども星★レストランでは、レストランの紹介だけではなく、徐々にママの為のベビー用品のお試し企画や座談会なども始めている。
自分にとってうれしいことは、ママにとってうれしくて、企業にとってもうれしいこと。今後もママである自分だからこそできることを極めていきたいと、今西さんの夢は膨らんでいる。
ベビーカー試乗企画に子連れで参加。ママの目線と仕事がしっかりリンク
Column
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2012.06.26(火)
text&photographs:HITOMINA
