これまで8回にわたってお届けしてきた特集「ハリー・ポッターゆかりの地を訪ねて」でフィーチャーした、英国各地をめぐる旅。実際に旅をするのに、とっておきの情報を紹介します。
◆交通
英国内の定期運行する鉄道に乗り放題
お得で便利なブリットレイル・パス
英国を鉄道で旅行するなら、渡英前にぜひ購入したいのがブリットレイル・パス。指定期間中、指定エリアでの定期便の鉄道に乗り放題の便利でお得なパスです。英国全土、スコットランド限定、ロンドン近郊周遊用など、さまざまなパスがあるのでウェブサイトでチェック!
ファースト・クラスを選べば、快適なシートはもちろん、長距離線では食事やスナック類が提供されることも。ワンランク上の列車の旅が楽しめます。
◆ホテル/ロンドン
ハリポタ映画のロケーションもすぐそば!
モンドリアン・ロンドン・アット・シー・コンテイナーズ
テムズ河のサウスバンクに立つモダン&ポップなホテルが、モンドリアン・ロンドン・アット・シー・コンテイナーズ。最上階のバーからは、河沿いの風景を一望にできます。
ハリポタ映画のロケーションとなったミレニアム・ブリッジや漏れ鍋のロケ地となったバラ・マーケット(物語では、漏れ鍋はチャリング・クロス・ロードにあるという設定ですが、『アズカバンの囚人』で、ハリーが漏れ鍋に行くためにバスを降りたのはバラ・マーケットの裏手)、夜の騎士バスが走り抜けたランベス・ブリッジも徒歩圏です。
Mondrian London at Sea Containers
(モンドリアン・ロンドン・アット・シー・コンテイナーズ)
所在地 20 Upper Ground, London SE1 9PD
http://www.morganshotelgroup.com/mondrian/mondrian-london
◆ランチ/オックスフォード
オックスフォード散策のランチにおすすめの
ホテル・レストラン、オールド・パーソネイジ
ロンドンからちょっと足を伸ばして、英国最古の大学都市、オックスフォード散策へ。ランチタイムにも歴史を感じられるホテル・レストランはいかがでしょう。
17世紀の建設当時の趣が残るオールド・パーソネイジは、ハリポタ映画のロケ地めぐりの拠点にもぴったりのロケーション。オーナーが収集したアート作品がいたるところに飾られているのも見どころです。
Old Parsonage
(オールド・パーソネイジ)
所在地 1-3 Banbury Road, Oxford OX2 6NN
http://www.oldparsonage-hotel.co.uk/
◆ホテル/エディンバラ(1)
エディンバラ観光の拠点にぴったりな
プリンシパル・ホテル
エディンバラの駅はもちろん、主要な観光地にはすべて歩いて行ける便利なロケーションにあるプリンシパル・ホテル。1775年に建築され、ホテルになる前は出版社、金融機関などとして重要な機能を果たしてきたという興味深い歴史もまた魅力です。
ホテル内に結婚式ができるファンクション・ルームを擁しており、スコットランドの礼服、キルトに身を包んだ紳士たちの団体を見かけることも。
The Principal Edinburgh - George Street
(プリンシパル・エディンバラ)
所在地 19-21 George Street, Edinburgh, EH2 2PB
http://www.phcompany.com/principal/edinburgh-george-street
◆ホテル/エディンバラ(2)
空港ホテルと侮るなかれ
インテリアよし、味よしのダコタ・エディンバラ
空港ホテルというと、どうしても機能重視で遊びのないホテルが多いもの。エディンバラ空港までシャトルバスで15分のダコタ・エディンバラは、そんな先入観を気持ちよく裏切ってくれるブティック・ホテル。
そのインテリアの美しさは、スコティッシュ・スタイル・アワードにおいて、「スコットランドで最もスタイリッシュなホテル」に選ばれたことでも証明済みです。レストランのクオリティの高さも定評あり。エディンバラ中心地まで電車で10分という、観光客にとってもうれしいロケーションです。
Dakota Edinburgh
(ダコタ・エディンバラ)
所在地 11 Ferrymuir Retail Park, South Queensferry, Edinburgh EH30 9QZ
http://edinburgh.dakotahotels.co.uk/
2018.01.28(日)
文・撮影=安田和代(KRess Europe)