ヨーロッパ最大のクルーズ会社、MSCクルーズの13隻目にあたる新造船MSCメラビリアが2017年6月に誕生。イタリア、マルタ、スペイン、フランスと地中海をめぐる7泊8日のクルーズの旅を提供しています。
MSCメラビリアでの旅は3日目を迎え、最初の寄港地であるスペインのヴィーゴに到着しました。
Day #03
最初の寄港地ヴィーゴの町を散策
朝、自室キャビンのバルコニーから、ゆるゆると近づいてくるヴィーゴの町が見えました。
寄港地で下船するときに驚きなのは、パスポートが不要なこと。キャビンのカードキーでもあるクルーズカードさえあれば、下船・乗船ともOKなのです。ちなみに船内ではこのクルーズカードで買い物や飲食もできるので、現金も不要。下船の前に精算する仕組みになっています。
左:坂道だらけのヴィーゴの町。右:穏やかな空気が流れる港町。
さて、ヴィーゴは、ポルトガルとの国境付近にある港町。下船してすぐに旧市街の町歩きができます。古い建物が並ぶ幅の狭い坂道を上へ上へと向かっていくと、かつての栄華がしのばれる城の要塞があり、高台から海辺の町を見下ろすことができます。
丘の上にのぼれば、オレンジの屋根の並ぶ古い町並みや、港が見渡せます。
町角のレストランの軒先のワンコもこころなしかリラックスした様子。
旧市街には、雑貨屋やアンティーク・ショップ、小さなブティックなどが並んでいるので、おみやげショッピングにもおすすめです。ただし、クルーズの旅では飲食物を船に持ち込むことはできないので、その場で消費できる分のみ購入を。
しばしの間、スペインのさんさんと照りつける太陽の下で、古い町並みを眺めながら散策とおみやげショッピングを楽しみました。
ヴィーゴの町での戦利品は、町角のブティックのセールで購入したTシャツ(12ユーロ)。
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- 文・撮影=安田和代
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