今日の絶景

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青い玉ネギに金色の星をちりばめた
ロシア正教の重要寺院は世界遺産

Magnificent View #1292
至聖三者聖セルギイ大修道院(ロシア)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 ロシアの首都モスクワの近郊にある街、セルギエフ・ポサード。この街の中心にあるのは、至聖三者聖セルギイ大修道院だ。

 青地に金色の星が描かれたドームが印象的なこの修道院は、1340年代の創建。中世ロシアで最も偉大な正教指導者と言われる聖人、ラドネジの聖セルギイによって造られた。

 以来、修道院はロシア正教の中心的存在となり、大発展。だが、1917年にロシア革命が起きると、宗教弾圧が始まり大打撃を受けてしまう。1920年から1945年まではソビエト政権により閉鎖され、多くの文化財も散逸した。

 だが、ソ連時代後半には弾圧も弱まり、細々ながら修道生活が復活。1991年のソ連崩壊後、本格的に復興した。現在は、隣接するウスペンスキー寺院とともに世界遺産に登録されている。

 この修道院が建てられると同時に門前町として繁栄した街は、今も神聖な雰囲気に包まれ、日々、多くの巡礼者でにぎわっている。

2017.05.17(水)

文=芹澤和美

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