今日の絶景

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近代化の進むハルビンで異彩を放つ
玉ネギ頭の聖堂はロシアの置き土産

Magnificent View #1255
聖ソフィア大聖堂(中国)

(C)Thomas Kokta / Masterfile / amanaimages

 中国東北地方最大の都市ハルビン。この街を美しく彩るのは、帝政ロシアの租借地だった頃の面影を残す数々の西洋風建物だ。聖ソフィア大聖堂もそのひとつ。

 赤いレンガの壁と玉ネギ型の屋根は、いかにもロシア風。周囲の近代的なビルのなかで異彩を放っている。

 創建は1907年。ロシア帝国が満州を横断する東清鉄道の建設に着手して4年後のことだ。軍用の教会として建てられた当初は小さな建物だったが、ハルビン在住のロシア人が増えたことから、9年におよぶ拡張工事が行なわれ、今の姿になった。

 現在は教会としては使用されず、ハルビンの開拓期を記録した写真やジオラマを展示する博物館となっている。内部の老朽化が進み、かつての美しさを想像することはなかなか難しいが、外観は風情たっぷり。地元では、ウエディングアルバムの撮影スポットとして絶大な人気を集めているのだそう。

2017.03.08(水)

文=芹澤和美

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