2016年12月18日(日)、惜しまれつつ最終回の放映を終えたNHK大河ドラマ「真田丸」。“丸ロス”に陥るファンのために、CREA2016年9月号「いい男がいっぱいだと幸せ」特集でフィーチャーした、“「真田丸」男と男の名場面集”をまとめてご紹介!

 堺雅人さん演じる真田信繁が大坂城で豊臣秀吉の馬廻衆を務めた「大坂編」までのシーンの中から、ドラマの登場人物たちの濃密な友情・ライバル関係、熱い男たちが絡み合った名場面を集めました。戦国武将たちの困り顔コレクションも合わせてご覧ください。


◆第1回 真田信繁×石田三成

「真田丸」男と男の名場面集(1)
ツンデレ上司・三成に困惑する信繁

 大阪で石田三成(山本耕史)に初めて出会った真田信繁(堺雅人)は、「人を不快にさせる何かを持っている」とつぶやく。この名場面とあわせて、信繁の困り顔フォトと真田丸用語辞典もお届けします!

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◆第2回 徳川家康×真田昌幸

「真田丸」男と男の名場面集(2)
徳川家康と真田昌幸の恐るべき因縁

 三方ヶ原の戦いで、徳川家康(内野聖陽)は真田真幸(草刈正雄)によって痛恨の負けを喫していた。何年かぶりに再開した時、別人のふりをする昌幸。家康は気づいていないと思いきや、実は覚えていて……。

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◆第3回 徳川家康×本多正信

「真田丸」男と男の名場面集(3)
正信爺やが家康坊やの世話を焼く

 徳川家康(内野聖陽)の名参謀・本多正信(近藤正臣)は、なんだか爺やみたい。肩を揉んだり甲冑をつけてあげたり、何かと心配性な家康の身の回りの世話までやっている。彼こそ徳川家の繁栄の立役者?

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◆第4回 石田三成×大谷吉継

「真田丸」男と男の名場面集(4)
石田三成をかばう大谷吉継の優しさ

 仕事優先人間で、周囲の人を不快にさせる石田三成(山本耕史)をかばい続ける大谷吉継(片岡愛之助)。あくまでも一歩引いた形でフォローする吉継の、まるで古女房みたいな健気さがたまらない!

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◆第5回 真田信繁×豊臣秀吉

「真田丸」男と男の名場面集(5)
信繁と秀吉のコミカルすぎる主従関係

 なぜか豊臣秀吉(小日向文世)に気に入られてほうぼう連れ回される真田信繁(堺雅人)。走る秀吉、追う信繁のコミカルな動きが楽しい。嫉妬深い秀吉に調教された信繁は、豊臣家のために尽くすのだった……。

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◆第6回 真田昌幸×出浦昌相

「真田丸」男と男の名場面集(6)
真田昌幸に忠誠を誓う出浦昌相

 「一度家臣と決めたからには最後まで尽くすのが我ら〈素っ破(忍者)〉の流儀」と語った出浦昌相(寺島進)はかっこ良かった。彼と真田昌幸(草刈正雄)が似ているのは、戦の世の中でしか生きられない血の気の多さ。

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◆第7回 豊臣秀吉×片桐且元

「真田丸」男と男の名場面集(7)
秀吉から相手にされない片桐且元

 豊臣秀吉(小日向文世)の忠実な家臣・片桐且元(小林隆)。秀吉の嫡男・鶴松のための煎じ薬も自ら調合するほどだが、且元が頑張っても頑張っても秀吉は相手にしてくれない。極めつきは、沼田裁定の場面!

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◆第8回 織田信長×明智光秀

「真田丸」男と男の名場面集(8)
織田信長と明智光秀は真性SM関係?

 明智光秀(岩下尚文)を激しく邪険に扱う時の織田信長(古田鋼太郎)のドSっぷりはともかく、攻撃をされながら、なんだか恍惚として見える光秀は相当ヤバく、本能寺の変にこもった念の強さを感じさせた……。

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2016.12.18(日)
Photographs=NHK