今日の絶景

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金沢を象徴する江戸時代以来の名園
兼六園の名前は何を意味するのか?

Magnificent View #1135
兼六園(石川県)

(C)Siephoto / Masterfile / amanaimages

 岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並び、日本三大名園に数えられている金沢の兼六園。

 最初の庭が造られたのは1673年~1681年のこと。以降、増改築を繰り返し、1837年にほぼ現在の姿になった。

 位置するのは金沢市兼六町だが、「兼六園」という名称は、もともとあった土地の名から付けられたのではない。中国の宋代の詩人、李格非が書いた『洛陽名園記』にある文章を参考に、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つを兼ね備える名園として命名された。

 その名に恥じぬ素晴らしい景観のなかでも有名なスポットが、ご覧のことじ灯籠。二股になっている脚部の形が、琴の糸を支え音を調整する琴柱(ことじ)に似ているため、その名が付いたと言われている。

 例年、11月上旬には美しく色づき始める兼六園。池に反射する紅葉が、北陸の秋の訪れを知らせてくれる。

2016.11.08(火)

文=芹澤和美

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