美容ジャーナリスト 齋藤 薫の美脳トレーニング

美容ジャーナリスト 齋藤 薫の美脳トレーニング

最も原始的で簡単なリフトアップ
「テーピング」で顔整形?

「こうだったらいいのに」と
こめかみを引き上げてみるようになったら

上:三雲孝江アナウンサーの監修で生まれたアイデア商品。専用ゴムバンドを特製クリップに引っ掛け、両耳の上のラインにセットし髪の内側を通して引っ張れば簡単リフトアップ。フェイスアップ クリップ α 特製クリップ2個 専用ゴムバンド2本(101mm、106mm) オリジナルポーチ1個 4,500円/リバティーコーポレーション下:リハビリメイクの現場から考えられた、リフトアップ用極薄テープ。かづき・デザインテープ シートタイプ 4枚入り(130mm×90mm) 4,500円、イージータイプ 10枚入り(10カット〈9.5mm×33mm〉×2シート・6カット〈16mm×33mm〉×8シート) 4,200円/REIKO KAZKI

 化粧品がいちばん苦手にしていることって、何だかわかるだろうか? ずばり、リフトアップである。肌を持ち上げること。一度落ちてしまった肌もしくは筋肉を、改めて持ち上げるのは、いわば万有引力に逆らうことなわけで、物理的にいちばん難易度が高いのはわかるだろう。

 もちろん、化粧品における“リフトケア”というジャンルには、夥しい数の化粧品があり、おそらくは今の時代、いちばん新製品が多いのはここ。でも新製品が多いのは、今まさに日夜進化し続けている“発展途上”のジャンルである証。とはいえ目に見えるような手応えを得られるまでには、なかなかなっていないのが現実なのだ。

 そこでクローズアップされるのが、言うまでもなく“美容医療”ということになるが、メスを使うリフトアップはもちろんのこと、ヒアルロン酸注射などの注入系も、またレーザー系の施術も、やはり価格やダウンタイムを考えると、まだまだハードルは高い。もっと手軽に、日常的に、肌を持ち上げる方法はないものか? と考えている人に、改めて伝えたいのがこれ。まさしく物理的に肌を、顔だちを持ち上げる“テーピング”や“クリッピング”である。

こめかみ方向へ筋肉を持ち上げると“美人に見える”

 たとえばあなたも、鏡の前でこんなことをやってはいないだろうか? こめかみに指を当てて斜め上に引っ張って、「あーあ、こうなればいいのに」と、ため息をつくようなこと。それは、たるみが目に見えてきている揺るがぬ証拠で、意外にも早く、30代前半から始まる危機感である。

 じつはここにはもうひとつ、美容における重要なカギが潜んでいる。“こめかみから肌を持ち上げる”のは、たるみのリフトアップばかりじゃない。こめかみ方向へ少しでも筋肉を持ち上げると、それだけで“美人に見える”というメカニズムがあるのだ。まさに、人の顔の不思議。顔だちというものの構造上、いかなる顔だちも斜め上へ持ち上げるベクトルを作ると、必ず美人のバランスに近づいていくのである。だからたるみなんてなくても、“こめかみリフトアップ”は、それだけで意味のあることなのだ。

 そういう事実も踏まえて聞いてほしい。ここにご紹介するのは、文字通り物理的に肌を、顔だちを、引っ張り上げる特殊なテープと特殊なクリップ。まずテープの方は、リハビリメイクで一世を風靡した、かづきれいこさんが開発した“かづき・デザインテープ”。そのものずばり、肌に貼る半透明のテープだが、これが異様に薄く肌と一体化してしまう高次元のもの。ところが使い方はいたって“原始的”で、引き上げたい部分の下側にテープの端を貼ったら、そのままぐいっと肌を肉ごと持ち上げて、もう一方の端を思い切って上側に貼る。物マネ芸人の顔芸の要領。とても単純に、引っ張り上げて貼るだけのリフトアップなのである。

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2016.06.06(月)

文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫

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