#093 Saipan
サイパン島(北マリアナ諸島)

横を向いたゴジラのような形の楽園

ガラパンに接するサイパンのメインビーチ、マイクロビーチ。砂地の細やかさはミクロン級!(C)マリアナ政府観光局

 日本からわずか3時間半ほどのフライトでアクセスできる、身近なビーチリゾート、サイパン。ちょうど横を向いたゴジラのような形をしていて、島の西側の中央、ゴジラ的には腰のあたりに中心地のガラパンがあります。背中をなぞるように、西側に白砂ビーチとリゾートホテルが点在しています。

ガラパン沖のマニャガハ島は、一周歩いて回れるサイズ。島の周囲を取り巻く遠浅の海は、鏡のように穏やか。(C)マリアナ政府観光局

 中心地ガラパンからボートで約20分の沖には、パラセイルやバナナボート、スノーケリングなど、各種マリンスポーツが楽しめる無人島のマニャガハ島が浮かんでいます。周囲約1.5キロの小さな島で、白砂の美しさも上々。波もなく、穏やかなので、小さな子供からシニアまで、誰もが楽しめます。1日ツアーでマニャガハ島へ訪れる人も多いでしょう。

サイパンにも、グアムにもある、ハードロックカフェ。(C)マリアナ政府観光局

 さて、グアムとよく比較されるサイパン。ガイドブックをみると、どうも似ています。

 アクセスのしやすさ、時差、気候などの条件は、ほぼ一緒です。各種マリンスポーツやアクティビティが体験でき、充実したリゾートライフを過ごせるオンザビーチのホテルがあるのも(ウォーターパーク併設のホテルがある点も)共通。

ばらまき系お土産探しには、ハファダイ・ショッピング・センターが便利。(C)マリアナ政府観光局

 さらに免税店のTギャラリア by DFSやABCストア、スーパーマーケットでのショッピングはもちろん、ラスベガス・スタイルのイリュージョン&ディナーショーのサンドキャッスルやストリート・マーケットも、どちらの島でも楽しめます。日本食レストランや居酒屋もあるし、キッズ向けのサービスも細やか。

毎週木曜日にガラパンドックで開催されるナイトマーケット。人気レストランの出店やお菓子、クラフト雑貨などの屋台が並びます。(C)マリアナ政府観光局

2016.05.21(土)
文・撮影=古関千恵子