今日の絶景

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ヒンドゥー教寺院の美しい回廊で
信徒らが喜んでずぶ濡れになる理由は

Magnificent View #934
ラーマナータスワミー寺院(インド)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 インド南東端のラーメシュワラム島は、古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』にも登場する伝説の地。街の中心部に、ラーマナータスワミー寺院は立つ。シヴァ神を祀ったこの寺院は、ヒンドゥー教四大巡礼地のひとつでもある。

 この寺院の特徴は、1.2キロにもおよぶ長い回廊だ。そこに並ぶのは、繊細な彫刻を施した石柱。寺院の中はヒンドゥー教徒しか入ることができないが、その芸術的な価値から、回廊だけは一般開放されている。

 回廊の床がいつも濡れているのは、信者の多くがお清めの水をかぶるため。ここには22カ所の井戸があり、ヒンドゥー教徒たちはそれらを巡り、水をかけてもらうのが参拝の風習となっている。井戸にはそれぞれの神様がいて、ひとつひとつを巡ることで、神々の恩恵を受けることができるのだという。

 全身ずぶ濡れにはなるが、着替えるための部屋も完備されている。体験してみたければ、用意を万全にして参拝を。

2016.04.21(木)

文=芹澤和美

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