Magnificent View #868
バトゥ洞窟(マレーシア)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 マレーシアの首都クアラルンプール近郊にあるバトゥ洞窟は、切り立った石灰岩の中にある巨大な鍾乳洞。19世紀末に寺院として整備されて以来、この国のヒンドゥー教の聖地となっている。

 ご覧の像は、バトゥ洞窟のシンボルでもあるムルガン神像。高さは約43メートルあり、全身が金で覆われている。

 神像の左側に延びているのは、272段もの階段だ。急な階段を登りきったところにある鍾乳洞の中には、ヒンドゥー神話にまつわるさまざまな神が祀られている。一番奥にある本殿では、教徒が熱心に祈る姿も。

 この洞窟で毎年1月下旬から2月上旬にかけて行われているのが、ヒンドゥー教最大の祭「タイプーサム」だ。これは神への感謝の気持ちを表すべく、全身に何本もの針を刺した苦行者が集まる祭りで、ヒンドゥー教の本場インドでは危険すぎると禁止になっている。毎年、この祭りにはインドからも敬虔なヒンドゥー教徒が押し寄せるという。

Column

今日の絶景

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2016.02.15(月)
文=芹澤和美

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