今日の絶景

今日の絶景

キューバ革命の発火点となった
カリブ海沿岸の色鮮やかな古都

Magnificent View #923
サンティアゴ・デ・クーバ(キューバ)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 サンティアゴ・デ・クーバは、キューバ南東部にあるカリブ海沿岸の都市。1515年に創設されたこの街は、かつてキューバの首都として栄えた古都でもある。

 ここは、1959年に起きたキューバ革命を語る上でも欠かせない場所だ。1953年、フィデル・カストロ率いる青年兵士たちが、この街にあったキューバ陸軍モンカダ兵営を襲撃。奇襲は失敗に終わり、カストロも投獄された。

 恩赦により釈放されたカストロはメキシコに亡命。この時出会ったのが、アルゼンチン人のチェ・ゲバラ。意気投合した彼らはともにメキシコでゲリラ戦の訓練を行い、1956年、ボートでキューバに上陸。独裁政治を行っていた親米派のバティスタ政権を倒したのだ。

 カストロはキューバの最高指導者となり、この国はアメリカとは長く対立していたが、2015年、54年ぶりに国交が正常化。首都ハバナに次いで第二の都市であるこの街も、今後はアメリカの文化に影響され、景観を変えてゆくのかもしれない。

2016.04.10(日)

文=芹澤和美

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