本の中の美しいヒロインから 気品ある生き方を学ぶ

本の中の美しいヒロインから 気品ある生き方を学ぶ

幸田文『きもの』が教えてくれる
人づき合いの極意や日常のたしなみ

 小説からノンフィクション、自伝まで、美しい女性主人公たちに共通することとは?

 ライター/ブックカウンセラーの三浦天紗子さんに、おすすめの6冊を伺いました。

» 第1回 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
» 第2回 中里恒子『時雨の記』
» 第4回 シモーナ・スパラコ『誰も知らないわたしたちのこと』
» 第5回 アゴタ・クリストフ『文盲 アゴタ・クリストフ自伝』
» 第6回 姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』

着ることを通して学ぶ日々のたしなみ

『きもの』

 ヒロインのるつ子は、着物の着心地に強いこだわりを見せるが、妥協できないのは、着て心地よくあることが、自分の心身に影響するほど大切なことだったからだ。るつ子が成長とともに学んでいく着物の知識や、人づき合いの極意、日常のたしなみは、現代の女性にも役立つはず。

『きもの』
幸田 文 新潮文庫 670円
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)

●今回、お話を伺ったのは……

三浦天紗子(みうら あさこ)さん
ライター/ブックカウンセラー。ライター歴は四半世紀超え。現在は書評や人物インタビューを、本誌ほか『anan』『小説宝石』、Webなどに寄稿。4月より『サンデー毎日』でブックレビューを隔週連載。

<この記事の掲載号>

CREA 2016年4月号

春のビューティ前線おっかけ
きれいのために大切なこと。

定価780円

2016.03.23(水)

text=Asako Miura
photograph=Tamon Matsuzono

※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

CREA 2016年4月号

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