今日の絶景

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明石海峡大橋に世界最長の座を譲った
美しい吊り橋が架かる場所とは?

Magnificent View #842
ハンバー橋(イギリス)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 イングランド北東部、ヨークシャーとリンカンシャーを隔てるハンバー川に架かるこの橋の長さは、1410メートル。1981年に完成してから明石海峡大橋ができるまで、世界最長を誇っていた吊り橋だ。

 建設にあたり採用されたのは、橋桁が飛行機の翼のような流線型をしている箱桁工法。橋桁を軽くし、建設コストも抑えられるこの形式は、イギリス型とも呼ばれた当時最新の技術だった。

 ここに橋を架ける構想は、すでに19世紀半ばからあった。だが、財政上の事情から、工事が着手されたのは1972年のこと。着工後も、基礎工事の難航や事故、労働争議などで大幅に工期が延び、10年をかけてようやく開通を迎えることができたという。

 開通式にはエリザベス女王がテープカットをするなど、英国中の話題を集めたこの橋。その美しい姿は、今も地元の人たちの誇りとなっている。

2016.01.20(水)

文=芹澤和美

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