“記憶”こそ、これからのアンチエイジングのキーワード?

コラーゲンとエラスチンに着目し、バネのように弾き返すハリ肌を目指すクリーム。オバジ ダーマパワーX リフトクリーム 50g 10,000円/ロート製薬

 シワは、単なる“肌の記憶”であると言われる。だから逆にハリを記憶させれば、シワに勝てるとも言えるわけで、どんなダメージも“肌の悪い記憶”と考えれば、アンチエイジングはもっともっと簡単になるはずなのだ。

 そういう意味で今、“ハリの形状記憶クリーム”の異名をとっているのが、オバジのダーマパワーX リフトクリーム。コラーゲンとエラスチンを家の梁のごとくXに掛け合わせて力強いハリを長く記憶させるような処方にこだわった。1万円クリームとしては異例の効果が今、評判になっている。

ゲルで整えた肌をリフトバンドで引き上げて固定する最強タッグ。アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX 50g 4,300円、エンリッチリフトバンド 7枚入り 3,500円/ドクターシーラボ

 一方、物理的な圧力でフェイスラインを整えるのが、ドクターシーラボの大ヒット作“金のリフト”の集中力を結集した、マスクならぬ“リフトバンド”。バンドという名の通り、耳かけ式でぐいぐい持ち上げ、固定するコラーゲンやセラミドなどを一気に送り込んで、引きしまったハリを記憶させ、朝やれば、ほぼ一日すっきり、記憶こそ若さのカギと気づかせてくれる。

 一方で、ジェルクリーム状のベースが、指を突っ込んでもしばらくすると元の平らな表面に戻るような、ベースそのものが形状を記憶するものも生まれているが、これも肌にハリをつくるためのひとつのテクニック。“記憶”はまさにアンチエイジングのひとつのキーワードとなっているのだ。

2016.01.02(土)
文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫

CREA 2016年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

冬にしたいふだんのこと、と映画

CREA 2016年1月号

冬にしたいふだんのこと、と映画

定価780円