今日の絶景

今日の絶景

空爆で壊滅したロンドンの港湾地区は
シティに次ぐ金融街に生まれ変わった

Magnificent View #824
カナリーワーフ(イギリス)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 カナリーワーフは、ロンドン東部にある大規模なウォーターフロント開発地域。イギリスで2番目に高い地上235メートルの「ワン・カナダ・スクエア」をはじめ、超高層ビルが林立している。

 ここはかつて、イギリスの産業を支えた世界でも有数の商業埠頭だった場所。カナリーワーフという名称は、カナリア諸島との貿易に由来したものだという。

 1800年代初頭から長く貿易で栄えていたこの場所も、一時は巨大な廃墟と化していたことがある。第二次世界大戦中の空爆により壊滅的な被害を受け、復興後も港湾産業の斜陽により、一帯は衰退した。

 だが、1981年にこの地域を再活性化する計画が発足し、ふたたび注目の場に。国際的な大手金融機関も拠点を構える、イギリス第二の金融街として生まれ変わった。

 新年には高層ビルでライトショーも行なわれ、ビジネス街もお祝いムードに。テムズ川から見るその風景は、ロンドンの新しい正月の風物詩となっている。

2016.01.02(土)

文=芹澤和美

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