福井について話すと、誰もが「行ってみたい!」と目を輝かせます

すっきりコンパクトなアトリエの居住部分。

 「福井ってどこにあるの?」福井にアトリエを構えたと話すと、周囲からよく聞かれます。金沢には行ったことがあっても、お隣の福井まで足を伸ばす人は、そう多くないみたい。でも私が福井の魅力について話すと、誰もが「行ってみたい!」と目を輝かせます。ただ、どうやっていけばいいのか? なんとなく遠そうというイメージがあるようですね。

 福井には新幹線の駅も定期運航の空港もありません。私が使っているルートはふたつ。ひとつは、飛行機で小松空港まで行き、そこからバスで福井駅、そこに工房のスタッフが迎えに来てくれて、アトリエまで行きます。飛行機で1時間、バスで1時間、車で50分、合計3時間弱。

 もうひとつは、新幹線で東京駅から金沢駅まで行き、JRで福井駅まで、それからやはり駅まで迎えに来てもらいます。新幹線で2時間半、JRで50分、車で50分。合計4時間ちょっと。

犬用に買ったキャスター付きのドッグキャリーバッグ。

 福井にはひと月のうち1週間~10日ぐらい滞在するのですが、夫は来られても2、3日ほど。なので、だいたいは私だけが先に犬と一緒に行き、あとで夫が来るという形。小型犬といえども体重が7キロ。移動のためにキャスター付きのドッグキャリーバッグを買いました。

 飛行機の場合は、犬を手荷物として預けなくてはいけません。旅慣れしている我が家の犬ですが、やはり少しかわいそうな気もします。また結構ペット料金が高いんですよね。空港に着くと犬は専用レーンから出てきますが、犬用のキャリーバッグは手荷物用のレーンから出てくるので、一人の場合は大変。

 それに比べて新幹線の場合は、値段もとても安く、足元に置いておけるので目が届き安心。

『日本の古典をよむ1 古事記』山口佳紀、神野志隆光・著/松尾たいこ・イラスト(小学館)から。

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2015.12.12(土)
文・撮影=松尾たいこ

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