今日の絶景

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ガウディが設計した分譲住宅地は
ほとんど売れぬまま公園となった

Magnificent View #478
グエル公園(スペイン)

(C) Miles Ertman / Masterfile / amanaimages

 バルセロナにある世界遺産「アントニ・ガウディの作品群」のひとつ、グエル公園。今でこそ観光名所になっているこの公園は、もともとは住宅地として計画されたものだ。

 スペインの実業家であるグエル伯爵とガウディが、「人々が自然と芸術に囲まれて暮らせる新しい住宅地を造ろう」と意気投合、一戸建てを中心とする分譲住宅地が計画された。だが、当時のバルセロナではふたりの価値観は理解されず、まったく売れないまま建築計画は頓挫。

 ちなみに、買い手がつき建物が完成したわずか2軒は、ガウディとグエル伯爵本人の家だったという。伯爵の没後、この場所は公園として市に寄付された。

 公園内には、波打つベンチや斜めになった回廊などがあり、いたるところにガウディの世界を見ることができる。また、ガウディが一時住んでいた家は記念館として公開され、彼がデザインした家具なども展示されている。

2015.01.21(水)

文=芹澤和美

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