TASAKI
balance signatureのネックレス

ネックレス<左>(YG×あこや真珠)390,000円、<右>(YG×南洋真珠[黒蝶])410,000円/TASAKI

 日本人に圧倒的な人気を誇るパール。もちろん私もパールは大好き。でも、今までは一粒ピアスとかロングネックレスといったパールそのものを主役にしたアイテムが一番で、デザインがあるパールはマダムな印象になるものが多く、なかなか好みのものがないなと思っていました。

 そんなときに出会ったのが、TASAKIの「balance signature」。ファッションデザイナーのタクーン・パニクガルの手による、今までに見たことがないコンテンポラリーなデザインに衝撃を受けました。エレガントとモードのさじ加減が絶妙で、Tシャツのような普段着にもしっくりくるのです。

 私のおすすめは、ホワイトとブラックのパールを組み合わせてつけること。上級者のイメージが強いブラックパールは、ホワイトと重ねることでフレッシュで奥行きのあるスタイルに仕上がります。既に持っている、オーセンティックなパールアイテムだけで満足するのではなく、日本人に似合うパールだからこそ、こういう新しいデザインにトライしてほしいと思います。

カットソー10,000円/ジョン パトリック オーガニック(ストラスブルゴ)

今年創業60周年を迎える、日本を代表するジュエラーTASAKI。TASAKIを象徴する「balance」シリーズのデザインを手掛けるのは、モードシーンを牽引するニューヨーク発のファッションデザイナー、タクーン・パニクガル。彼が手掛ける「balance signature」は、今までのパールの概念を打ち破るモードなデザイン。伊藤さんの提案は、これをあえてTシャツにさらりとつけること。1本ではなく、色違いのパールをミックスさせることでよりモダンな印象に。例えば、お手持ちのチェーンのネックレスに重ねても素敵。

伊藤美佐季(いとうみさき)
ジュエリーディレクター。30代でイタリアに遊学、帰国後スタイリストに。ジュエリーや洋服のスタイリングのほか、ジュエリーに関する講演なども行う。

Column

伊藤美佐季のジュエリーのある人生

ジュエリーディレクターの伊藤美佐季さんが指南する、大人のためのジュエリーの選び方と、つけ方のエッセンスを連載でお届けします。

2014.05.22(木)
撮影=生田昌士(makiura office)
スタイリング=伊藤美佐季
ヘア=HIROKI YOSHIMORI(super sonic)
メイク=津田雅世(mod's hair)
モデル=Kat O'Brien
構成・文=湯澤実和子

CREA 2014年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

100の“おいしい”こと

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