料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。

 どんなものであれ、作ろうと思ったそのこと自体が尊い。今晩はひと品、作ってみませんか?


サラダの具に!

 今の時期、スーパーに行くといちごがいっぱい並んでいますね。目にまぶしくて、香りもよくて。ただ、ちょっと甘くないのに当たってしまうこともありませんか(笑)? そんなときおすすめしたいのが、サラダに入れるという活用法。

 甘みの薄いいちごって、サラダの具にとてもいいんです。フレンチドレッシングはもとより、サウザンでも中華風でも合いますよ。コンビニで買ってきたサラダに加えるだけでもちょっと洒落た感じになり、栄養価もアップします。

 あるいは、生ハムと一緒に食べてもおいしい。これ、ホームパーティーなんかに用意すると手軽に華やかな一品になってくれて、いいんです。「赤」がテーブルにあるとやっぱりぐっと華やぐというか。

 必要な手間はひとつだけ。

 ヘタを取ったいちごに「オリーブオイルと塩」をかけて、なじませる。これだけです。量としては、いちご10粒(150グラム程度)に対してオリーブオイル小さじ1、塩ひとつまみ程度で。

 いちごが大粒の場合は、半分に切ってから和えてください。

 塩とオリーブオイルをなじませたいちご、こんなふうに生ハムで巻いて食べると実にいいつまみになるんだなあ……。白ワインかスパークリングをぜひご用意ください。

 もっと豪華にするなら、モッツァレラチーズを少々加えても。手に入れば、クレソンやルッコラを添えるのもおすすめです。

 いちごのおつまみ、「たらこ和え」なんてのも意外なおいしさ。

2024.04.17(水)
文・撮影=白央篤司