この記事の連載

南部伝統の甘い味。トロトロなのに軽い!

【松山路】純發魯肉飯(チュンファールーロウファン)

 店主が描くポップなイラストが目印の台南風魯肉飯店。

 豚の皮付き背肉とエシャロットを醤油や氷砂糖などシンプルな調味料類で2時間半ほどじっくりと煮込み、脂を浮かせて取り除く。やわらかくなりすぎず、軽やかに、きりっと甘く仕上げている。

純發魯肉飯

所在地 台北市信義區松山路497號
電話番号 0983-273-719
営業時間 16:00~23:30
定休日 無休
Instagram @chunfa497
※カード不可

ぴかぴかコシヒカリとプルプル豚皮が最高!

【永康街】五燈獎 台北店(ウーダンジャン タイペイディエン)

 永康街らしいポップなお店は2022年開店。南部に住んでいた両親のレシピをアレンジしており、豚の皮のみを甘めに煮て、やはり甘みの強いコシヒカリと好相性。

 定食には飲み物までセットになっているのが新鮮。浅煎りのコーヒーからクラフトビールまで、魯肉飯に合うドリンクを店主がセレクトし、合わせている。

 日本で暮らした経験が長い店主の店だけに、日本語メニューもあり、居心地のいい一店。

【永康街】五燈獎 台北店(ウーダンジャン タイペイディエン)

所在地 台北市大安區永康街14巷3號
電話番号 02-2351-0898
営業時間 11:30~20:00(月1回不定で~19:30)
定休日 無休
Instagram @wudengjiang_taipei

2024.03.20(水)
文=北條芽以
写真=志水 隆
コーディネート=矢作晃之(TOP TAIWAN)

CREA 2024年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

行かなくちゃ、台湾

CREA 2024年春号

行かなくちゃ、台湾

定価980円

名物をしみじみ味わって、のんびりと街歩きしたい台湾は、少し見ぬ間に懐かしさはそのままに、ヘルシーに進化していました。次の旅は台北から足を延ばして、嘉義、台中、大渓など地方へも。行かなくちゃ!台湾へ。