えびと長芋のアヒージョの作り方

 今回は直径20センチのフライパンを使っています。

 写真のように、長芋がばらけるように、えび、にんにくと一緒に入れてください。全体が軽くひたるぐらい、150ミリリットルの油を加えます。

 この頃は油も高めなので使いやすいもので結構ですが、私のおすすめはサラッと仕上がりやすい米油です。

 中火にかけて沸いてきたら、えびが赤くなるまで熱してください。長芋は生でも食べられるものなので、えびに火が通ればもうほぼ完成。

 味つけですが、「塩、多めのひとつまみ」を全体にふってください。これだけでじゅうぶんおいしい。食べてみて薄ければまた少々をふればいいだけです。好みで黒こしょうをひいてもおいしいですよ。

 可能ならぜひ加えてほしいのが、刻んだイタリアンパセリ。熱々のところにふると香りが立って食欲を誘います。

 さあ、できあがりました。

 ハーブが好きな方はタイムでもローズマリーでもお好みで。あるいは山椒粉をちょっとふってもおいしい。具材はしらすを加えてもさらにおいしさアップ、バゲットにのせるといいつまみになります。

 私はこれ、家飲みのとき人数分の竹串を刺して、熱々のところをよく出すんです。場を盛り上げてくれる一品になりますよ。

 それではまた来月、お目にかかります。

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」をテーマに、忙しい現代人のための手軽な食生活のととのえ方、より気楽な調理アプローチに関する記事を執筆する。近著に、卒業間近の美大生、就職したばかりの青年、保護犬猫60匹と暮らす女性、日本に暮らす韓国人男性、奥さんを亡くしてひとり暮らしの85歳の男性……などなど、18人の「きょうの鍋」と個人史を追ったノンフィクション『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)がある。
https://hakuoatsushi.hatenablog.com/

Column

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2024.02.17(土)
文・撮影=白央篤司