手みやげの殿堂「資生堂パーラー」から新しいアイテムが誕生しました。長年、「これなら間違いない」と使われてきた花椿ビスケットの流れをくむ新作は、花椿マークの形の全粒粉バターサブレにチョコレート! 想像するだけで幸せになる味の組み合わせをご紹介します。


「花椿ビスケットのように長く愛される新商品を作りたい」

 資生堂パーラーが創業したのは1902年。“資生堂薬局”として当時はまだ珍しかったアイスクリームやソーダ水を提供していた頃から、120年を超える歴史があります。

 そして、その間ずっと誰もが憧れるブランドであり続け、特に手みやげとして重宝されている「花椿ビスケット」は手みやげの殿堂的存在です。昭和初期に誕生し、現在も花椿マークを模した形状は変わらず、限定缶なども人気を博し、現在も、どなたに差し上げても喜んでもらえる鉄板アイテムです。

 今回の新作は、「花椿ビスケット」と同じように、多くの人に長く愛される商品を作りたい、と今回の新商品「花椿ショコラ&サブレ」の企画はスタートしたもの。なんと完成までに1年以上を要したといいます。

素朴だからこそ厳選した素材を使う

 そもそも「資生堂パーラー」は食材へのなみなみならぬこだわりがあります。今回のサブレには、風味がいいだけでなく健康志向も意識し、小麦全粒粉とライ麦全粒粉を使用。

 担当者が北海道・十勝を訪れ、品質がいいのはもちろんのこと、トレーサビリティやポストハーベスト問題に取り組んでいることや、安全な食を未来につなぐような取り組みをしている生産者の姿勢に共感し、採用しました。

 全粒粉だけでなくフイユティーヌを加えることで、噛みしめるごとにザクザクと香ばしい食感を生み出しています。

 またチョコレートはオレ、ブラン、ノワールの3種類があります。オレはミルクチョコレートとあまおうイチゴのクリームを、ブランはホワイトチョコレートとアールグレイクリーム、そしてノワールはビターチョコレートとコーヒークリームを組み合わせています。これらのクリームは、どこか「資生堂パーラー サロン・ド・カフェ」のティータイムをイメージできると思いませんか?

 ほんのりとアクセントになっている塩気は、フランス・ブルターニュ半島にあるゲランドの塩田で採れた塩。自然の力だけで結晶化した天日塩のまろやかさがチョコレートやサブレの味をぐっと引き立てるのです。

 試行錯誤の末に作り上げられたザクザクとした心地いい歯ごたえ、チョコレートの口どけ、そして香りが広がるクリームが調和する味にはうっとりします。

2023.11.22(水)
文=CREA編集部