サロントリートメントの重要性

 そんな時、タイムリーにもハホニコの「サロントリートメント体験会」があったので参加して、どうして傷んでしまったのかを詳しく探ってみたところ、自分の使い方に問題があったと発覚。よかれと思って頻繁に使ったことが、逆に足を引っ張っていたのです。

 というのも、使っていた商品は実は「3日に1回程度」使用する集中ケア用のアイテム。

 一度使って効果を感じたので、「毎日行うと、より良くなるかも?」と考えて、連日使用したのですが、なんとそれが悪かったのです。

 「頻度を多くしすぎると、髪に油分が残ったままの状態の上にさらに油分を重ねることになり、髪同士がくっついて、ベタついたり、乾かしにくくなったり、ひっかかったり、指どおりが悪くなったりする原因になります」と、ハホニコの角屋さん。

 角屋さんには以前もヘアケアの方法を教えていただき、おかげで私の髪は美しさをキープできるようになっていました。

 角屋さんによると、髪を艶やかにするために、一般的なトリートメントには油分が配合されているとか。そしてたとえば「3日に1回の使用」を勧めている商品では、3日間油分がキープできるように設計されているので、毎日使用すると油分がまだ髪に残っているうちに油分をプラスすることになり、油分が過剰になるおそれがあるというのです。

 「使いすぎたために、にらさわさんの髪同士がくっついてベタついてしまったのかもしれませんね」と言われて、思い当たったのですが、毎日使用するようになって、髪を乾かす時に髪が「塊」になってしまって離れないので、無理やり剥がしたり、オイルを大量につけてなんとかクシを通したりしていました。

 それでも髪が離れないので、無理やり髪を引っ張っていましたが、その行為が髪をパサパサ&スカスカにしたのかも。しかもオイルを大量につけたので、髪がさらにオイリーになり、それで一層「塊感」が増してしまっていたのかも……?

 私としては、「3日に1回程度」というのを、「最低3日に1回でも十分ですよ」という意味だと捉え、「傷んでいるから、毎日使ったほうがより良いのでは?」と考えたのですが、そうではなかったのですね。トリートメントの油分が過剰に髪に残ることが原因になりうるなんて、想像を超えていました。

 その後、ハホニコのサロントリートメントを行って、一気に髪が蘇ったのですが、ここでサロントリートメントの大切さを痛感しました。

「サロンで使用するケアアイテムは、ホームケア用よりも成分をしっかり入れて作っています。というのも、使い方がわからない人やコントロールできない人が効き目の強いアイテムを使うと、髪に悪い影響を与える場合もあるので、ホームケア用のアイテムはプロ用と比べると弱めに作っているんです。とはいえ、しっかりとしたケアもしてほしいので、定期的にサロンケアも行ってほしいですね。たとえば歯のケアでは、毎日歯磨きを欠かさないのはもちろん、定期的に歯医者さんに行って歯石を落としてもらいますよね。ヘアケアも同じです。ホームケアとプロのケア、どちらも行ってキレイな髪をキープしてください」(ハホニコ・角屋さん、以下同)

 ホームケアの頻度も、プロに聞けばきちんと教えてくれるので、ホームケアを効果的に行うためにも、サロンに行くのは大事だなと改めて強く思いました。

 「それぞれの人の髪の状態により、『このホームケアの頻度はどれくらいがいい』というのは、プロが見ればわかります。ホームケアを正しく行うためにも、定期的にサロンに足を運び、プロに見てもらうようにしましょう。プロに見てもらえない場合には、用法・使用量をまずはしっかり守って使ってみてください」

 角屋さんの助言に従い、その後のホームケアでは「集中ケア」の頻度を3日に1回にしたところ、美髪をキープできるようになりました。

 角屋さん、この度もありがとうございました。

にらさわあきこ

文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

Column

にらさわあきこの日々是実践美容道

 新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。

2023.09.24(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史