この記事の連載

◆15位『正反対な君と僕』阿賀沢紅茶

 誰とでも仲良くなれる元気な女の子・鈴木みゆ。実は真面目で周りの目を気にしてしまう彼女が惹かれたのは、自分の意見をはっきり言える物静かな男子・谷悠介だった。正反対な性格のふたりの青春が詰まったラブコメディーには大人の女性からも多数の共感の声が!

 『少年ジャンプ+』で2021年に公開された読切版を第1話として、2022年より連載がスタート。既刊4巻。

 作者が描く、前作『氷の城壁』(集英社)にも票が集まった。

「とにかくかわいい!!! コミュニケーションを丁寧にとる高校生たちの姿勢が眩しく、ほっこり癒される。全てのキャラクターが愛おしく、彼らと一緒にもう一度高校生になりたいな、なんて夢見ちゃうほど」(宇垣美里さん フリーアナウンサー・女優)

「高校生の青春を描いたラブコメ。読んでいてほっこりします」(コミック担当Sさん 都内大型書店勤務)

「絵柄やキャラクター造形などが『今』の作品であると同時に、テーマはとても普遍的なのがいい。人間は多面的であること、色々な人がいること、でもきっとわかりあえること、と前作『氷の城壁』から一貫している。いや、このテーマこそが、すごく「今」なのかも。自分ごととして泣きつつ、『若者に幸あれ』という気持ちでも何度も泣いてしまいます」(門倉紫麻さん ライター)

「アラサーですが懐かしい青春時代のドキドキを思い出せる!!!」(りこぴんまるさん 30代 専業主婦)

宇垣美里(うがき・みさと)さん
フリーアナウンサー・女優

2014年にTBSに入社。19年に退社し、現在はフリーアナウンサーとして多方面で活躍。『週刊文春』で『宇垣総裁のマンガ党宣言!』を連載中。

コミック担当S(こみっくたんとうえす)さん
都内大型書店勤務

コミック担当は気付けば30年。中堅だと思っていたらすっかりベテランの域に。マンガはまだまだ紙で買ってしまうので、部屋中マンガだらけ。

門倉紫麻(かどくら・しま)さん
ライター

主にマンガにまつわる記事を企画、執筆。マンガ家へのインタビュー多数。著書に、ジャンプ作家の仕事術を取材した『マンガ脳の鍛えかた』(集英社)など。

 以上、第11位 ~15位を発表しました。「夜ふかしマンガ大賞2023」ベスト第1位~10位の作品は、電子書籍ストアのブックライブ、ebookjapan、honto電子書籍ストアにて、試し読み増量キャンペーン実施中です。気になる作品は、各ストアでチェックしてみてくださいね。

次の話を読む【CREA夜ふかしマンガ大賞2023】 熱いコメントとともに16位~20位発表色あせない不朽のSF名作短編集も!

← この連載をはじめから読む