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資料館で「ひろしま安芸高田神楽」の歴史を知る

 山里の幸を堪能したら、神楽を鑑賞する前に併設された資料館に立ち寄ってみましょう。

 館内には神楽の衣装や面などが展示してあるほか、貴重な資料などもあり、神楽についての理解をより深めることができます。

 神楽は太鼓や笛などのお囃子に合わせ、華やかな衣装や表情豊かな神楽面をつけた人たちが、ある物語を題材にして舞うもの。その語源には諸説ありますが、「神様を楽しませる」から由来していると言われています。その土地の氏神様に感謝を伝える神事として執り行われてきました。今では「五穀豊穣」の祈りを込めて秋のお祭りで舞いを奉納することが多く、その時期になると市内の各神社で夜通し舞いが行われるそう。

 安芸高田市の神楽は演劇性が高く、スピード感にあふれた演目が多いそうで、セリフやストーリーを理解しやすいのも特徴なのだそう。

2023.07.23(日)
文=根津香菜子