毎年6月には梅雨入りし、7月中には明ける梅雨。期間にするとたった1ヶ月余りですが、この間、湿度の高さによる不快感や、気象の影響による偏頭痛など、日々の暮らしに及ぼす影響は結構大きい。せめておうち時間だけでも快適にしたいと思うなら、除湿機は必須です。

 それに、除湿機は衣類乾燥や結露を防ぐなど年間通して活躍するアイテム! 一人暮らしでも使いやすいコンパクトな除湿機を集めました。

» シャープ「衣類乾燥除湿機 プラズマクラスター7000 CV-R60」
» 日立「除湿機HJS-DR601」
» コロナ「サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機 CDSCタイプ」
» 三菱電機「衣類乾燥除湿機 MJ-M120VX」


一年中しっかり除湿するデシカント式の除湿機

●シロカ「衣類乾燥除湿機 SDD-7D151」

シロカ「衣類乾燥除湿機 SDD-7D151」

29,700円
https://www.siroca.co.jp/product/dehumidifier/

 シロカの除湿機が採用しているデシカント式は、空気中の水分を乾燥剤のフィルターに吸着させ、ヒーターの熱で乾燥させて除湿をする方式。これにより、室温によって除湿能力が左右されにくいため、梅雨時の除湿だけでなく、室温の低い秋冬の部屋干しや、冬の結露対策まで、年間を通して活用できます。

 実は「洗濯物を外に干すのに適した季節」というのはあまりありません。春は花粉を避けるために部屋干しに。梅雨の季節はなかなか外には干せません。夏はスコールに要注意。冬は外の気温が低いため、室内の方が乾きがいい。となると、洗濯物は通年室内に干していることに! これでは除湿対策が重要ですよね。

 ここでシロカが区別したのは、洗濯物を乾かす時の除湿と室内の湿度を下げる際の除湿です。洗濯物は風を当てながら洗濯物の周りの湿度を下げ、スピーディーに洗濯物を乾かすことで、気になる生乾き臭を軽減します。シロカの除湿機は、自然乾燥の約8分の1の時間で洗濯物を乾かすことができます。

 リビングや脱衣所などの除湿は、除湿機を長時間つけっぱなしにしておき、室内の空気中に含まれる水分を取り除くことで、脱衣所のカビや冬の結露などを予防します。

 除湿機は、長時間利用するから電気代が安いことが大前提。加えて、どんな部屋にもマッチするデザインで、ユーザーのニーズにしっかり応えてくれています。

2023.05.30(火)
文=木内貴子