【Spot4】心の潤いを満たす特別な空間へ

 緑豊かな敷地には「色」「味」「形」という3つの棟が。こちら「形」は工芸からアートまで様々な企画展を開催するギャラリー。

 右がオーナーでデザイナーの近藤尚子さん。

 長く閉じられていた屋敷跡を生かした「evam eva yamanashi」。年月をかけて鬱蒼と茂った植栽の多くを生かし3つの建物が佇む。

 レストラン棟「味」では、料理家・セトキョウコさんのアドバイスを受け、地元の食材を使って作られた地味深い料理を堪能できる。“昼のお食事”は月替わり(写真は一例)2,750円。

 evam evaのアイテムが手に入るショップ棟の「色」。カシミヤやシルクなど肌に触れるたびに豊かな気持ちになる素材を使い、心地良い一日を過ごせる服や生活用品ばかり。

evam eva yamanashi

所在地 山梨県中央市関原885
電話番号 055-267-8341
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜
https://evameva-yamanashi.jp/

【Spot5】苗や種、植物のお話を聞きに

 蚕を育てる部屋だった建物を改装し、ドライフラワーの工房に。「SALT and CAKE」のアトリエオープンデーでも、石原園芸のドライフラワーは人気アイテム。

 春の訪れを告げるミモザ。

 温室の中では花の苗がずらりと並んで育てられ、出荷をの時を待つ。こちらはトコナツナデシコ。観葉植物やハーブの苗もつくる。

 2代目の石原玄太さんとともに。

「evam evaでのイベントに出たときに『今からウチ見に来ます?』と、畑とビニールハウスを案内してくれて。それ以来のお付き合いです。畑の相談もしています」

石原園芸

Instagram:@ishihara_nursery

長田佳子(おさだ・かこ)さん
菓子研究家

1977年生まれ、三重県出身。オーガニックレストランなどで修業ののち、2015年に独立。「foodremedies」の名義でハーブやスパイスを使いながら、滋味溢れるお菓子づくりを探求。’21年、山梨県に移住。オンライン料理教室もスタート。著書に『季節を味わう癒しのお菓子』(扶桑社)など。

あたらしい暮らし
楽しい暮らし

2022.04.12(火)
Text=Noriko Tanaka
Photographs=Nao Shimizu

CREA 2022年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

あたらしい暮らし 楽しい暮らし

CREA 2022年春号

あたらしい暮らし 楽しい暮らし

特別定価880円

「CREA」2022年春号の特集は、「あたらしい暮らし 楽しい暮らし」。激動する時代の中“楽しい暮らしの正解”はなくて、きっとそれは百人百様。でも人生100年時代となり、キャリアがマルチステージ化していくと言われる世界を、自分らしく楽しむためには、自分の中に「種」を持っていたい。今すぐじゃなくても、ちょっと先の未来に芽が出るような、小さくても、強い種を――。