大都会ソウルの真ん中にあるオアシス、再開発のあおりで失われつつある路地裏のカフェ、文化の薫りがする住宅街の隠れ家。
ソウルらしい街の匂いやストーリーをコーヒーの香りと共に味わえる、“感性的”なカフェに行ってみませんか? おすすめの3軒をご紹介。
繁華街の路地裏に
誕生した古民家カフェ
●オジェド
[長居&日常逸脱指数 ★★★]
近くの益善洞などで人気カフェを手掛けるクリエイター集団「アマチュア作業室」が、2018年秋に開いた最新店。
コンセプトは「タイムスリップ」で、入口のドアに「時間を取り戻す空間」とあり、帰る際に「現実に戻るドア」という標示が見える仕組み。
古民家にリノベーションを施しており、柱時計や旧式扇風機などの調度品からレトロ雑貨まで、気取り過ぎないヴィンテージ感で部屋ごとに異なるコンセプトだから、フロアを見て回るだけでも飽きない。
ドリップのコーヒーが売りで、中にはパナマ・ゲイシャなどの希少品も。1階には自家製スイーツが並ぶベーカリーも併設している。
オジェド
[鍾路5街]
所在地 ソウル特別市鍾路区大学路1キル31
電話番号 010-4699-4341
営業時間 12:00~24:00、日曜 12:00~23:00
定休日 無休
席数 25席
交通 M①鍾路5街駅
※10ウォン=約1円(2019年6月24日現在)。
※定休日を無休と表示した店でも、正月、旧正月、秋夕は多くの店舗が休業するため表示を省略しています。
※基本的に税込み表示。 チップ 基本的になし。
※本企画のデータは2019年6月24日現在のものです。
※長居&日常逸脱指数とは、どれだけ長居したくなるかや非日常感という空間の心地のよさを星の数で3段階評価。街の景色を眺めたり、独特の雰囲気にひたったりすれば、時間が過ぎるのはあっという間!
ソウル情緒にひたれる
感性カフェ3選
2019.07.24(水)
Text=Megumi Komatsu
Photographs=Tamon Matsuzono
Cooperation=Jong-In Kim, Korea Tourism Organization
Coordination=TANO International(Shin-Hae Song)
この記事の掲載号
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