令和元年にこそ訪れたい
最強パワースポット
2019年5月1日から新元号に切り替わり、「令和」の出展元となる万葉集に登場するスポットや、皇室と縁深いスポットが“令和ゆかりの地”として注目を浴びている。
今年で1,300年を迎える籠神社は、天照大御神の孫・彦火明命を祀る古社だ。
皇室の祖先といわれる天照大御神が三重県の伊勢神宮に鎮まる前に祀られた神社であることから、「元伊勢」と呼ばれている。
注目のパワースポットは、その奥宮にあたる眞名井神社。眞名井神社は、3,000年以上前から続く日本最古のパワースポットだ。
境内の出土品から、眞名井神社の一帯は縄文時代から神聖な地として神々を祀ってきたことが窺えるという。
神社の裏には古代の祭祀形態である磐座が鎮座しており、イザナギ・イザナミや、伊勢神宮・内宮外宮の主祭神が祀られている。
そして、ここで人気のスポットが御霊水「天の眞名井の水」だ。境内に湧き出しているこの水を求めて、多くの人が訪れる。
「真名井」というのは、水に付けられる名前の中で最高の敬称。「天の眞名井の水」は神様の世界の水と言われ、縁結びにも徳があることでも知られている。
新しい時代の始まりは、旅行などを通して心機一転するにも良いタイミング。
令和元年の今年に“ゆかりの地”を巡るならぜひ、日本最古と称されるパワースポットに出向きたい。
丹後一の宮 籠神社・眞名井神社
開門時間 7:00~17:00
所在地 京都府宮津市字大垣430
電話番号 0772-27-0006
https://www.motoise.jp/
2019.05.20(月)
文=木間のどか