青森県津軽地方の奥座敷として、古くから親しまれてきた大鰐(おおわに)温泉にある「星野リゾート 界 津軽」が、2019年4月1日(月)にリニューアルオープンした。

 津軽文化と四季を感じる「津軽四季の水庭」が新たに誕生したほか、すべての客室がご当地部屋「津軽こぎんの間」に。こだわりと魅力にあふれた、リニューアルの全貌をご紹介!

津軽文化と四季の風情を演出
「津軽四季の水庭」が誕生!

 津軽文化にこだわった極上の温泉宿「星野リゾート 界 津軽」の目玉ともいえるのが、新たに誕生した「津軽四季の水庭」だ。

リニューアルに際し、新設された「津軽四季の水庭」。夏はテラスに“津軽びいどろ”で作った約150個の灯りを設え、津軽伝統の祭り“弘前ねぷた”のお囃子などで、夏の夜を演出する。

 「津軽四季の水庭」は、季節ごとにさまざまな演出が施されるのが特徴。

 水辺にせり出したテラスを散策しながら、津軽に根付いた文化や伝統、四季折々の風情をより身近に堪能できる趣向となっている。

 例えば春。津軽いちの城下町・弘前市は、全国的に桜の名所として有名。

 その咲き誇る桜の生命力や厳かさを、土色の深みある風合いが特徴の“津軽金山焼”で表現。テラスや水上に桜の模様をあしらった“津軽金山焼”のランプが置かれる。

 夜になると水面にそのランプの模様が映し出され、ゲストを幻想的な風景へと誘う。

秋は「津軽四季の水庭」で、赤や黄に色づいた水庭の紅葉を愛でながら、“津軽塗”オリジナル菓子箱で供される、りんごのお菓子を味わう“りんごのお茶会”を開催予定。

 他にも、津軽の伝統工芸品の数々が、“津軽四季の水庭”を彩る。

 津軽伝統の刺し子“津軽こぎん刺し”をモチーフにしたデザインの“津軽こぎん燈籠”、色ガラスを美しく調合した“津軽びいどろ”、塗り重ねた色漆の文様が鮮やかな“津軽塗”など、美しく繊細な伝統工芸品にふれることができる。

 さらに、昼は桜茶やりんご茶などの季節のお茶やジュースを飲みながら、湯浴みのあとにゆったりと寛げる湯上がり処、夜はBARスペースとして、開放感のある空間で地酒を中心としたお酒を堪能することが可能。

 といった風に、ゲストが思い思いの使い方ができるのも、この“津軽四季の水庭”の特徴といえる。

冬、雪の降り積もった庭には“津軽こぎん刺し”のデザインが施された“こぎん燈籠”とかまくらが登場。かまくらの中では、炬燵(こたつ)で身体を温めながら津軽の雪景色を堪能できる。

文=立花奈緒(ブレーンシップ)