京都では、あまたのギャラリーがその個性を競っている。漆器や陶器、木工品、そして宝飾品など、手仕事ならではの珠玉の美に触れることのできる素敵なお店をご紹介。


椀や平皿、カトラリーから
拭き漆の皿や盆まで

●GALLERY やなせ

旭川の瀬戸晋の平皿・黒漆 20,000円、オイル仕上げ各 15,000円。

 路地が複雑に入り組んだいかにも西陣らしい路地にひっそり佇むのは、建築家・中村好文がリノベーションした町家の漆器ギャラリー。

白を基調とした店内。

 漆器の色合いや造形を際立たせるミニマムな空間だ。

 店主・柳瀬佳代さんがその魅力に開眼することになった赤木明登の漆器をはじめ、日々使って良さを実感したものばかり、15人ほどの作家の作品を扱う。

会津の冨樫孝男の杯は9,000円~。

 椀や平皿、カトラリー、敷板から、拭き漆の皿や盆まで。

 料理を引き立てる無地を中心にしながらも、柳が描かれたやなせ文様などの模様が入るオリジナルものも甘すぎず軽やかでモダン。

やなせ文様正法寺椀は大中小の3サイズ 17,000円~、右はぐい呑 9,000円~。

 現代の食卓にすっと馴染む加減の良さに、店主のセンスを感じさせる。

展覧会は不定期開催。

GALLERY やなせ

所在地 京都市北区紫野南舟岡町61-28
電話番号 075-468-1627
営業時間 12:00~18:00
休業日 火・水・木曜、毎月28日以降(不定休あり)

Feature

店主の美意識に惹かれる
京都のギャラリーへ

Text=Mako YamatoPhoto=Kunihiro Fukumori

この記事の掲載号

あらためて京都

CREA Traveller 2019年春号

今になって知る。 素敵な仕掛け
あらためて京都

定価1,110円 (税込)

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