雑貨コーディネーターのオモムロニ。さんは、時に、ギフト探偵として、いろんな相談を受ける。贈る相手やシチュエーション など条件に合わせていろんなアイデアを教えてくれます。

 著書『DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈り物アイデア』よりお届けします。

» 第1回 メンズギフト篇
» 第3回 ハンドクリーム問題篇
» 第4回 産前産後ギフト篇


Q:
見た目がかわいくて
味も喜ばれる
手土産を探しています。

A:
「イケメンなのに味もある!」
みたいなバランスが理想。

「パッケージのデザインもおしゃれでギフトにもぴったり」

 こういうフレーズ、時々目にしませんか。確かにパケが良いと渡した時にパッとその場が沸くし、見た目が整っていることで醸し出す特別感はもちろん、余計な包装をせずに渡しても様になる、だから変に仰々しくならない、そんな良さもありますよね。

 私もギフトに限らず日用品やお取り寄せフードや文具など、仕事を超えて日々パケ買いアイテムをリサーチし、SNSで〈#パケ買い道場〉なるタグで紹介しています。

 元々は〈#パケ買い千本ノック〉と称して、気になったものを買って試して食べていたんですが、最近増えています。いわゆる「映え」を意識した、でも味や使い心地はそうでもないハンパもの。

 パッと見の良さやインパクトで飛びついてみたものの返り討ちにあうこと、微妙な判定負けをくらうこと、けっこう多いのです。

 以前、すごく素敵なラベルのジャムをいただきました。雑誌にもよく紹介されていて、お値段もそこそこいいやつ。どんなお味だろ♡と楽しみに蓋を開け……開け……開かない。10分×5ラウンドぐらいあれこれ試した結果スプーンをひとつ壊し、キッチンタオルを投げてギブアップ。

 なにをもって“良いもの”とするかは人それぞれだけど、「◯◯映え」がそろそろ照れくさいワードになりつつある今、「イケメンは条件反射で警戒してしまう」みたいに、パケ買いアイテムに出合ったら、まずは身構えてファイティングポーズ。

 実際に試してみて、実力も兼ね備えている(と感じた)選ばれしものだけを私は紹介するんだ、と心に決めて、「パケ買い道場」と名付けたのでした。

 最近入門をした新道場生は、2018年7月にオープンしたフィナンシェ専門店「バターマスター」の缶入りセット。この缶だけでやられそうになりましたが、いざ手合わせしたら、味も見事でした。アッパレ!

2019.02.12(火)
文=オモムロニ。
撮影=釜谷洋史、佐藤 亘

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