「トリュフ犬」の
デモンストレーショも

 サン・ミニアートのトリュフ祭りは今年で48回目を迎える歴史あるお祭りです。例年11月第2週以降の3週間、土・日曜に行われます。

町の中心、サン・ミニアート大聖堂。

 それこそ、この辺りの人みんなが買いにきたのではないかと思うくらいのにぎわいで、小さな町には車を停めきれないので、みんな丘の下の仮設駐車場に車を置いて、シャトルバスで丘の上の町へと上がります。
 

にぎわうトリュフ直売所。

 メイン会場となる大聖堂前のテントには、トリュフを売るスタンドが並びます。テントの中はトリュフを買い求める人でいっぱいです。

生のトリュフから、トリュフを使った加工品まで色々揃います。

 お目当ては量り売りされる生のトリュフ。希少で、大変美味しいトリュフは通常は高価ですが、お祭りでは直売で安く買うことができます。

 また生トリュフのほか、瓶詰めや、ペーストなどの加工品もさまざまあるので、観光客がお土産に買いやすいものもあります。

トリュフ犬の銅像とトリュフ採集のデモンストレーション。

 こちらは、トリュフを探す「トリュフ犬」のデモンストレーション。町の入り口の小さな公園で行われていました。

トリュフ探しを練習中の犬たち。

 地中に育つトリュフを採ることができるのは、この犬たちの活躍のおかげなのですね。

お祭りでにぎわう共和国広場。

 お祭りではトリュフのほかに、この地方で生産されるワインやオリーブオイル、ハムやサラミなど、いろいろなものが売られていて、トリュフにとどまらない地元の美味しいものが揃います。

 そのほか、食べ物の屋台や雑貨などの出店もあり、そぞろ歩きも楽しいお祭りです。

 美しい町の景色とともに、美食もあれば、さらに楽しい散策になること間違いなしです。

トリュフ祭り

メイン会場 サン・ミニアート大聖堂前のテント
開催日時 例年11月第2週以降の土・日曜(3週間)

サン・ミニアートへの行き方

フィレンツェから列車で約40分、サン・ミニアート・フチェッキオ駅(San Miniato-Fucecchio)下車。 駅から丘の上の旧市街へは、バスで約30分(トリュフ祭り期間中は、駅と会場を結ぶ臨時のシャトルバスも運行される)

藤原亮子 (ふじはら りょうこ)

イタリア・フィレンツェ在住フォトグラファー&ライター。東京でカメラマンとして活動後、'09年、イタリアの明るい太陽(と、おいしい食べ物)に魅せられて渡伊。現在、取材・撮影・執筆活動をしつつ、イタリアの伸びやかな景色をテーマに写真作品も制作中。イタリアでの日々をつづったフェイスブックはこちら。 https://www.facebook.com/chococogogo

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文・撮影=藤原亮子