◆鳥おか
[六本木]

シックな空間でいただく
厳選された11本

 2018年9月13日(木)、六本木ヒルズのウェストウォーク5階「プレミアムダイニングフロア」がリニューアル。六本木の食文化の顔となる 9店が新たに加わった。そのなかでも群を抜いて注目されているのがこの「鳥おか」。

 なんと、予約困難店として知られる目黒「鳥しき」の分店。「鳥かど」に続く3店舗目が、モールの中だなんて!  ちなみに「鳥おか」の「おか」は、ヒルズから由来している。

 開店時間の17時ちょうどに到着。おお、今夜も予約で満席だ。シックな内装は「鳥かど」と似ているね。コの字型のカウンターは6、6、6の18席。ほかに4名用個室が2つある。

 まずはここのシステムを紹介しよう。本店「鳥しき」では、30種ほど揃えたその日のネタから出てくるおまかせの串を、お腹の具合を見てストップをかける方式。

 しかし、「鳥おか」では、おまかせ串11本のコース7,300円(税・サ別)となっている。〆のごはんについては、のちほど。

 お通しは「季節のお野菜」。蕪の甘酢漬け、オクラ、プチトマト、エシャロット、胡瓜と鳥しぐれ煮(肉味噌)。お代わりOKの大根おろしもやってきた。

 「かしわのモモ」。噛めば口いっぱいに広がる肉汁。1本目からしっかり魅了されていく。

 さあ、焼き鳥に合わせて何を飲もう。ライディーンIPA(1,200円)がいいかな。ノンアル派には黄金しょうがのジンジャエール(880円)をおすすめ。

 ほかに、ワイン、日本酒、焼酎、ハイボール、レモンサワーなども用意。ワイン持ち込みの場合は、コルケージが3,000円かかる。

 続いて、「砂肝」、「ナミ」とこちらで呼んでいる首の皮。

 「白玉」は、うずらの卵のこと。半熟に火入れされ、黄身がとろりと串にからみつく。

 「椎茸」。97%が水分だという代物を、カラッカラにならぬよう油や醤油で“保湿”しながら焼いていく。

 つくづく感じるが、「鳥しき」系は野菜の焼きが実にすばらしい。夏にいただいたトウモロコシを思いだした。来年の夏はこちらでもいただけるだろうか。

 待ってました! の「血肝」。レバーである。

 それにしてもテンポがいい。そうか、焼き台が1台の「鳥しき」に比べ、こちらは2台でやっているのだ。タッタッタッタと小気味よいリズムを刻む団扇の音。若手焼き師ふたりの動きも清々しい。

2018.10.24(水)
文・撮影=Keiko Spice

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