その土地で大切にされている伝統行事や昔ながらの風習を、全国各地の「星のや」では、独自のプログラムにアレンジして体験させてくれる。そんな中から今回は、ニッポンの夏の情緒を満喫できる贅沢な“舟あそび”を厳選してご紹介!


爽やかな朝のリバークルーズ

◆星のや東京

爽やかな朝にシャンパンと川岸で受け取る焼き立てクロワッサンを楽しむリバークルーズ“東京・夏の朝の舟あそび”は、2018年9月10日(月)までの期間限定開催(月・火・水を除く)。利用は宿泊者限定で定員4名(2名利用103,000円~/税・サ別/宿泊料別)。

 星のや初の都市型旅館「星のや東京」ではこの夏、“東京・夏の朝の舟あそび”を2018年9月10日(月)までの期間限定で開催中だ。

 このアクティビティを楽しむポイントは3つ。

 その1つ目が、朝陽にきらめく川面とモーニングシャンパンだ。

 航行する観光船がほとんどいない朝、舟は中央区晴海に位置する勝どき桟橋を出発。高層ビル群を望む隅田川や行き交う人が渡る橋を次々とくぐり、日本橋川や亀島川方面へ。

 船上ではよく冷えたシャンパンが用意されているので、新旧の東京の景色を眺めるリバークルーズをより贅沢なものにしてくれる。

朝7時、勝どき桟橋から乗船し、まずはシャンパンで乾杯。ここから約1時間半のクルーズがはじまる。

 2つ目のポイントが、川沿いのベーカリーから受け取る焼き立てクロワッサンの朝食。

 八丁堀の亀島川沿いにあるベーカリー「カワイイブレッド&コーヒー」から、「星のや東京」オリジナルの岡持ちで、朝食が舟まで届くという粋なサービス。

 川岸で焼き立てのクロワッサンを受け取ったら、浜離宮恩賜庭園横の静かな流れの築地川まで移動。舟のデッキで、水上をそよぐ涼しい風に吹かれながら、贅沢な朝食タイムをどうぞ。

川岸で受け取った岡持ちを開くと、中にはサクサクの焼き立てクロワッサンやデニッシュ、岡山県の吉田牧場のチーズやヨーグルト、国産素材のコンフィチュールなど、盛りだくさんの朝食が詰まっている。

 最後のポイントは、東京の水辺から歴史を辿ること。

 知識豊富な「舟あそびみづは」のガイドがご案内。運河として整備された江戸時代から続く東京の河川に関する解説を聞きながら楽しむリバークルーズでは、普段地上から見る景色とは違った、東京のさまざまな側面をのぞくことができる。

松尾芭蕉の像や築地市場の裏側、佃島の歴史など、知識豊富なガイドの解説が知的好奇心をくすぐる。

 かつて江戸の町は、物資や人を運ぶために水路が整備され、水運が発達し、水の都として栄えていた。水路を中心に問屋や市場が生まれ、その周辺に飲食店が広がり、街は活気にあふれていたのだ。

 そんな水の都・江戸に思いを馳せてほしいとの想いから、このアクティビティは誕生したのだとか。

 川沿いの景色に今も残る江戸の風情を感じながら、優雅で贅沢なクルージングを。

星のや東京

所在地 東京都千代田区大手町1-9-1
電話番号 0570-073-066(星のや総合予約)
https://hoshinoya.com/tokyo/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)