現在発売中のCREA8・9月合併号の特集は、「日々のごはんのお取り寄せ。」と題し、47都道府県から選りすぐったおいしいものの数々を紹介している。

 おいしいものといえば、ご当地料理に定評がある星野リゾート。そこでここでは、星野リゾートが全国各地で運営する施設の中から、夏のおすすめ美食を厳選ピックアップ!


相模湾の夏の光りものを味わう

◆星野リゾート 界 熱海 
 別館ヴィラ・デル・ソル

熱海・伊豆山の海辺に佇む、全7室のオーベルジュ。洋館のダイニングは、国の登録有形文化財。そんな贅沢なロケーションで、2018年8月31日(金)までの期間限定で味わうことができるのが、この夏の新作コース“光のフレンチ”だ。1泊2食付 37,400円~(2名1室利用時の1名料金/税・サ込)。

 相模湾に面した「星野リゾート 界 熱海 別館ヴィラ・デル・ソル」では、2018年8月31日までの間、今夏の新作コース“光のフレンチ”を提供する。

 “光のフレンチ”のコースの主役は光りものと呼ばれる青魚。

 夏の相模湾では、産卵期を前に脂がのったアジやイワシなどが多く漁獲される。しかしこれらの光りものは鮮度の落ちが早いため、締めた状態で市場に出回るのがほとんど。

 そんな中「ヴィラ・デル・ソル」では、地元漁師とのつながりにより、鮮度のよい光りものを入荷。その光りもののおいしさを、マルセイユ仕込みの技術で最大限に引き出し、夏のコースに仕立てている。

海が目の前に広がる熱海だからこそ、夏に旬を迎えるアジやイワシなどの新鮮な青魚を仕入れ、その日のうちに提供できる。写真は“光のフレンチ”からのメニュー例、“真鯵と夏野菜のタブーレ”。

 光りものは苦みや多少癖があるため、苦手だという人も多いはず。しかし、シェフ金野氏のこだわりによって生み出される、マルセイユ仕立てのフレンチコースは、誰もがおいしくいただける工夫が凝らされている。

 少し手を加えてバランスを整え、素材本来の味や魅力を引き出すことでインパクトの強い味になる。それがこのコースの秘密。

 そうして生まれた料理の一例が、“真鯵と夏野菜のタブーレ”だ。脂ののった真アジは酢締めにすることで旨みを凝縮。夏野菜とクスクスのタブーレには、ライムの香りで清涼感をプラス。シェフの思いと、夏の海を存分に感じられる一品となっている。

大衆魚のイメージがあるアジやイワシなどをフランス料理の主役とし、本当のおいしさやその驚き、価値を伝えたいというシェフの想い、そして真夏の日差しに海面が照らされ、キラキラと光が反射する情景にインスピレーションを得て、“光のコース”は誕生した。

 熱海というロケーションだからこそ生まれた魚介料理、「ヴィラ・デル・ソル」を訪れなければ味わえない“光のフレンチ”をぜひ堪能したい。

星野リゾート 界 熱海
別館ヴィラ・デル・ソル

所在地 静岡県熱海市伊豆山759
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
http://kai-ryokan.jp/atami/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)