クラフトビールとは、製造量の少ない小規模醸造所でつくられているビールのこと。最近では、店内で醸造して提供する“ブルーパブ”が東京を中心に増えているなど、その人気はさらに上昇中。ビアジャーナリスト・宮原佐研子さんが、独創的な味に出合えるクラフトビールのお店をおすすめしてくれました。
◆麦酒屋るぷりん
[銀座]

時には店主自らブルワーの元へ足を運んで選ぶという、国産クラフトビールが樽生で楽しめる。

ビールのほかにワインやウイスキーも扱うが、いずれもつくり手のストーリーが見える日本のものだけ。

また、丁寧に調理されたつまみも絶品だが、自家製ソースを使った天然氷のかき氷は必食。ビールのあとは、ふわふわの氷で締めるのが正解だ。

「女子ひとりが似合う店。旅をする時間はなくともこの店の扉を開けると安らぎの空間にトリップできます」(宮原さん)

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※価格はすべて税込表記です
麦酒屋るぷりん
所在地 東京都中央区銀座6-7-7 浦野ビル3F
電話番号 03-6228-5728
営業時間 18:00~24:00(フード 22:30 L.O.)、土曜 17:00~24:00(フード 22:30 L.O.)、日・祝日 15:00~22:00(フード20:00 L.O)、火~金曜のみランチ営業 12:00~14:00
定休日 不定休
席数 18席(うちカウンター10席)
http://www.beer-lupulin.com/
宮原佐研子(みやはら さとこ)さん
[ビアジャーナリスト]
日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリスト。『ビール王国』(『ワイン王国』別冊)、『日本のクラフトビール図鑑』(マイナビ出版)などで執筆。パンコーディネーターの資格も持つ。
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独創的な味に出合える 東京クラフトビールの名店
2018.06.11(月)
Text=Kei Yoshida
Photographs=Tamon Matsuzono
CREA 2018年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。