現在好評発売中のCREA6月号の特集は「アウトドアのいいもの150」。最新&おしゃれ、便利なキャンプグッズの紹介から、東西個性派のアウトドアショップガイドまで、さまざまな情報を網羅した一冊だ。
そこでCREA WEBでは、ご当地ならではの季節のアクティビティを提案し続けている全国各地の星野リゾートの宿から、この夏おすすめの自然体験プログラムを厳選してご紹介!
◆星のや富士
鈍感になりがちな足裏に適度な刺激を
日本初のグランピングリゾートとして人気の「星のや富士」から紹介するのは、健康や美容に悩みを抱えることの多い女性たちをサポートする、2泊3日の滞在プログラム“夏の森グランピングリトリート”だ。
このプログラムは、森のリラックス効果をさらに深く体に取り込むことを目指したもので、滞在中には涼風漂う森の中で“アクティブレスト”する、3つのアクティビティが用意されている。
“夏の森グランピングリトリート”に組み込まれたアクティビティのひとつ目は、裸足で歩くことで地に足をつけて生きていることに気づき、心身のバランスをとる“グラウンディング”。
リゾートに隣接する森の中につくられた、全長約30メートルの「グラウンディングロード」は、夏になると芝や草木が青々と生い茂る。ここを裸足で歩くことで、日常生活では鈍感になりがちな足裏に適度な刺激を与えることができる。
特に、日ごろヒールなどの靴でアスファルトの上を歩くことが多い女性にとっては、なかなか味わうことのない新鮮な感覚が得られるばかりではなく、大地との接点に意識を向けることで不思議と心が落ち着き、リラクゼーション効果が期待できるという。
2つ目のアクティビティは、手で土をさわり、植物からも自然のパワーを享受する「ハーブとベリーの収穫」だ。
フレッシュなハーブは、グラウンディングストレッチ後にハーブティーとして味わうことができ、さらに収穫したハーブでミニブーケやアイピローづくりの体験も。乾燥させたハーブと小豆を使って好みの生地で仕上げるアイピローは、おやすみ前に目にあてて使用することで、ハーブの優しい香りが疲れた目と心に穏やかさをもたらしてくれる。
また摘みたてのベリー類は、石窯とスキレットを使ってご自身でつくる朝食“ダッチベイビー”の材料として使用。これが3つ目のアクティビティの「石窯を使った朝食づくり」。
森に囲まれた「クラウドキッチン」にある石窯を使い、薪で炎を調整しながらパンケーキ生地を焼き上げたら、ベリー類をふんだんに乗せて、クリームやハーブを自由にトッピング。これで自分だけのオリジナル朝食が完成!
こうして森で遊びながら、自然の恵みに体をゆだねてリラクゼーションを促す、女性にうれしい滞在プログラム「夏の森グランピングリトリート」は、2017年に続き2度目の開催。
2018年は「グラウンディング」をより深く体感できるようにと、ストレッチの時間を新たに設けたり、アイピローづくりを組み込むなど、プログラムをバージョンアップ。
2018年7月1日(日)~8月31日(金)の期間限定、しかも昨年も大好評だったプランなので予約はお早めに!
星のや富士
所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
電話番号 0570-073-066(星のや総合予約)
https://hoshinoya.com/fuji/
文=立花奈緒(ブレーンシップ)