今、東京の中華料理はメキメキと進化している。余分なものを削ぎ落とし、とてもシンプルに。「かに玉を食べると、そんな東京中華の先端がわかるような気がする」と語る“卵担当”フリーライター・北條芽以さんおすすめの、絶品かに玉がいただける名店を3軒ご紹介。

» 第1回 卵黄のコクを加えた“濃い”かに玉
» 第3回 口溶けのいいふわふわオムレツかに玉

驚くほどの
口当たりの滑らかさ

[神楽坂]
◆エンジン

毛蟹のカニ玉 1,800円。

 かに玉は通年の人気メニュー。手間をかけてむいて使うかにの種類は季節ごとに変わり、夏は毛がに、冬はせいこがになど、とにかく贅沢。

 実はこのかに玉、往年の「あんかけ」をイメージし、卵液に水溶き片栗粉でとろみをつけているため、口当たりの滑らかさは驚くほど。味付けは塩こしょうと紹興酒、スープも少し。まるで、かにのスープをおかずに仕上げたような繊細なひと皿だ。

「かにをていねいにさばいてむいてくださることにただ感謝。松下和昌オーナーシェフの料理は季節感があって好きです。いろんなかにのかに玉を食べたい!」(北條さん)

エンジン
所在地 東京都新宿区神楽坂5-43-2 ROJI神楽坂ビル1F
電話番号 03-6265-0336
営業時間 11:30~14:00 L.O.、18:00~22:00 L.O.
定休日 日曜、祝日

●教えてくれたのは……
北條芽以(ほうじょう めい)さん[フリーライター]
食を中心とするフリーライター。CREAでは「卵サンド」「卵かけご飯」の推薦人も務め、なぜか卵担当に。

2018.05.16(水)
Text=Mei Hojo
Photographs=Takashi Shimizu

CREA 2017年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

東京ひとりガイド。

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定価780円

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