ワコールがプロデュースする新しい宿
京町家をリノベーションした「京の温所」

2018年4月28日に
「京の温所 岡崎」オープン！

 「ひとつの旅が暮らしの深呼吸のように感じられるひととき」をコンセプトに、京町家をリノベーションした「京の温所(おんどころ) 岡崎」がオープンする。

 「京の温所 岡崎」は、株式会社ワコールがプロデュースする「京の温所」の1軒目となる施設。長年にわたって住居として利用されてきた京町家の価値と特性を活かしつつ、現代生活が共存する住空間としてリノベーションして誕生させた、新しい宿泊施設だ。

 この「京の温所」は、泊まるだけではなく、まるで京都に暮らしているかのような“あたらしいもうひとつの日常”の滞在体験を提供する宿を目指しているのだという。

「京の温所 岡崎」は静かな住宅街の中に佇む、築90年の京町家(一軒家)。1棟貸し切りで、1～6名で利用可能。

 地下鉄東西線東山駅から徒歩5分という立地の「京の温所 岡崎」の周辺には、平安神宮や美術館など、京都を代表する観光名所が立ち並ぶ。京都市内観光の起点としてもぴったりなアクセスのよいエリアに位置する閑静な住宅街の中で、まさに京都で暮らすように過ごすことができる。

 一軒家の京町家の造りは、1階にダイニング＆キッチンと和室(6畳)と高野槇の風呂とトイレ、2階にベッドルームと和室(6畳)と洗面・トイレがあり、2階建て90平米と広々。1～6名で貸し切ることが可能なので、ゆったりとした京都の旅に最適だ。

坪庭を見ながら寛ぎの時間を過ごすことができる、掘りごたつ付きの和室。ベッドルームには、上質なマットレスや寝具を備える。

 この宿のこだわりのひとつが、長期滞在を想定したダイニングキッチンだ。使い勝手のよいキッチンツールを備えているのはもちろんのこと、花器をはじめとする日用品なども用意され、能動的に京都での日常を楽しむための工夫が随所に配されているのも特徴といえる。

陽の光がたっぷりと入るキッチン＆ダイニング。京都の味が楽しめる調味料セット、オリジナルドリップコーヒーなども。

 今なら、ホームページからの予約限定での「開業記念宿泊プラン」を受付中なので、さっそく公式サイトをチェックして。

 さらに、2018年7月には二条城エリアに、11月と12月には西陣エリアに、2019年以降も続々開業予定だという。京都へ旅することを“京都へ帰ること”に変えてくれる「京の温所」は、今後一層目が離せない存在になりそうだ。

文＝立花奈緒(ブレーンシップ)